ASM Blog
   It's a shop full with S2000 and RECARO lovers since 2005 September 5th.
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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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70%の反対側
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昨日紹介したのはリクライニング機能付きのSR-7をベースにしたスポーツシート、今日はモータースポーツシェルRS-Gをベースにしたモデルをご紹介します。表皮にはSR-7と同じくブラックアルカンターラ・EDEL本革・シャイニングメッシュ・カムイを採用。RECAROロゴとASMロゴにキラキラ光る銀糸を採用するのも同じです。製品はひとつひとつ心をこめて企画しないとダメなことは分かっているのですが、運転出来ないから助手席に座っている今のボクにとってはSR-7が1番で、このモデルは反対側(つまり運転席)用として企画しました。

シェルの色やベルトホールの仕上げなど、コストとの兼ね合いがあるから「納得して妥協しようかな?」と思っている事項がいくつかあります。昨日書いたSR-7とは、デザインだけではなくて価格面でも左右で同じレベルに収まるようにするつもりなので、自己満足を満たすためにコストをかけるのではなく、少しでも多くのお客さんに買ってもらえる価格を実現するため、コストをかけるのを前向きに我慢するかもしれません。

RS-Gと言えば、乗り降り時にシートのサイドサポート部がズボンの摩擦で劣化していくことを防ぐためのサイドプロテクターや、シートバックに荷物を置いたりする時にシェルに傷がつくことを防ぐシートバックプロテクターがお薦めのRECARO純正オプションです。だけど今回のモデルに採用するのは銀糸と赤ステッチ。だったら今までのモデルではなくて今回のシートのために、新しい製品を提案しようと思うようになりました。今まではRECAROロゴが当たり前だった製品ですが、今回はASMロゴに切り替える予定です。

■RECARO RS-G ASM LIMITED 2nd.【仮】  予価16万円前後  2010年12月発売開始

この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1505#myu1505

Designed by ASM.
70%の満足感
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『最終的な100%の満足度を求めるあまりに、その到達ポイントとしてのみの結果主義に神経を擦り減らしたり、つまらない行き止まりとしての最終地点よりも少しばかりの余裕とこれからの可能性をさり気なく残した発展途上中ゆとりのマージン25%が逆に違いの解る大人の余韻なのかも知れません。それは適度な75%の満足感。タイトルも中身も、"満点で75点"をほどほどに目指しています。』

そう言ってるオートファッション加古さん流に評価するなら、今仕様検討しているレカロシートは満足度70%と言ったところでしょう。夏休みを終えたレカロさんから、今日メールが届きました。やりたかったことと、今実際にできることが徐々にはっきりと見えてきています。

違った点その1はベルトホールの色。ボクはここをSR-11と同じシルバー塗装で仕上げたいとSR-7デビュー当初からずっと感じていました。樹脂パーツが嫌いなわけではありません。ただ、頑張って高級感を演出した表面処理が好みに合わないだけで、どちらがいい・悪いではなく好き・嫌いの問題なのかも。前回の打ち合わせではSR-11と同じシルバーのベルトホールをリクエストしました。シートを見れば分かりますが、塗装とは言え一見するとまるで金属塊のような存在感があるから気に入っています。今回のシートにも同様の塗装を提案しました。それに対する回答は、『製品化には塗装耐久テストなど、開発費用と時間がかかりそうですので、今回スペックから外させて頂きたい』と言うものでした。

塗装そのものは既に完売しているSR-11と同じですから、何をどうテストするのかを含めてその内容を確認します。また、テスト費用がシートメーカーとしてやるとなるとそれなりのルールで算出して当然なので、それが製品単価にまで影響するなら、今回のケースでは僕の本意とは違います。また、当たり前のことを想定していませんでしたが、クリスマス頃の発売を目指しているRS-Gベースのモデルと左右セットで組み合わせるとなれば、シルバーではなくてブラックの方が違和感なく装着できるってことに、今日ASMに立ち寄ってくれたレカロの糸井さんから意見をもらい気付きました。見た目の質感と左右セット時のデザインバランス、その両方を満たす提案を聞いて納得できたから、ひとまず電話で相談してみよう。

違った点その2は、サイドサポート外側にEDEL革が配置されなかったことです。これはシートデザイナーさんがかなり考えてくれた上で、カッコいいデザインが思い浮かばなかったことと、人が座る内側でなく外側に高級素材を使用することに非常に抵抗がある、と言う結論に達したと聞きました。良かった〜、技術的にNGなわけじゃないんだ(笑)。座らなくてもいいんですよ☆写真やパソコン画面で見る人を満足させるためではなく、このシートを装着した車に乗り込むオーナーさんの目に最初に飛び込んでくる部分に、思い入れあるEDEL革を採用したいだけなんです。デザインはシンプルに。奇抜である必要はありません。

■RECARO SR-7 ASM LIMITED 2nd.【仮】  予価16万円前後  2010年9月発売開始

この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1504#myu1504

ようこそ、黒の輝きへ
千載一遇へのいざない 〜for those ASM CARD holders.〜
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2005年9月5日、ASMはオープンしました。BLOGに記録している楽しかった時間・大切な出会い・嬉しさばかりではなく、悲しみ・苦しみ・別れなど、色々なことがあった5年があっという間に過ぎようとしています。

お客さん達と満足感を分かち合ってきた数々のファッションアイテムも、経過する時間の中で残り少なくなってきました。9/4まではTHE ASM CARD会員様だけに先行、9/5以降一般のお客様もお買い求めいただけます。なお、残り少なくなっていますので、タッチの差で購入できなかった場合はゴメンナサイになることをご了承下さい。


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車の鍵を装着するために作ったキーホルダーです。ホルダー部分には、駐車した時に抜いたETCカードを収納することができます。ボク自身とても気に入って毎日使っている製品です。様々なカラーバリエーションがありましたが、残り5個になりました。

ASM キー&カードホルダー  8,400円 → 3,180円 ★完売しました★


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オートクレーブ成形のカーボン部分+超々ジュラルミンA7075材を使った名刺入れ+本革製ケースのセットです。ファッショナブルでデザインや質感が抜群に良いことがアピールポイントの製品ではありません。トップカテゴリーのレーシングカーが多用する材料・製法を採用した、クルマ好きのためのアイテムです。

■ASM CONCEPT カーボン名刺ケース  68,250円 → 31,800円


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カードホルダーを12枚分用意した本革製のサイフです。今回は小銭入れ(カードホルダー付)をセットして販売します。通勤定期を入れてポケットに入れておけば、缶ジュースを買う時の小銭入れも兼ねているので便利です。

王様のサイフ  105,000円 → 55,000円


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この価格なら、部屋着としてどうぞ。いつもASMと一緒です。残っているのは黄・黄緑・緑の3色、Mサイズ6着のみとなりました。3色セットでの販売です。

意味不明のTシャツ  4,500円 → 3着セットで2,100円 ★完売しました★


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9月5日らしく905円で販売する、鍵の脱着が便利にできるキーホルダーです。2・3個購入してホルダーリングを流用すれば、吊り下げる鍵の数を変えることが可能です。

両方から外せるキーホルダー  3,500円 → 905円

この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1503#myu1503

夜の散歩、ヨコハマ名所巡り
横浜の真夏を感じる
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昨日の夕方、ASMの近所にオープンしたレストランの人がお店の案内に来てくれました、何と10%OFFチケット付きで。2人で3,000円食べたら300円オマケしてもらえます。最近道端で300円を拾った経験がないプリンス重岡さんは、『ランチはここで食べよう!』と即決定。さすが、9月に備えて反射神経を鍛えているだけのことはあります。

ASMを出発して本牧方面に向かって歩きます。SUBARUさんの横を通り過ぎると右手に見晴らしトンネルが見える交差点があるので、横断歩道を海(運河)側に向かって渡り、しばらく歩くと到着。ASMから徒歩5分ぐらいかな?工事中通行止めの道路沿いなので、ASMに駐車して歩くことをお薦めします。もちろんレカロシートを買って下さいねっ☆

ボクはチキン野郎らしく鳥肉のグリル焼き、プリンス重岡さんは牛肉100%ハンバーグを食べていました。牛肉100%って表記は豚肉が混ざってないって意味だけではありません。詳しくは今日帰宅後、プリンス重岡さんのBLOGで解説してくれるでしょう。ブログランキングに参加されていますから、見て(鼻で)笑ったら、『オープンカー』って書いたバナーを必ず1クリックしてあげてください。押してもらえる人が多いほどバカが治るらしいです。☆タダ見厳禁☆

お店の店長さん・オーナーの千賀さんと『はじめまして』のご挨拶。チカさんって・・・エピセのチカさんと雰囲気そっくりっ。思わずじぃ〜〜っと見てしまいました。佐藤さんと記念の2ショット&2サイン記念撮影して大満足したプリンスはこうつぶやきました。

『エピセに居た本間さんは金山さん、エリオットアベニューの波多さんは遠藤さんに譲ったけど、ボクには佐藤さんが居る。いやぁ〜、ASMでSEVを買って以来モテモテだよ。』

2010年夏。

BARK FARM(バークファーム)

住所:横浜市中区新山下3-2-5
電話:045-263-8934

【8/18追記】

CLUB bee MEMBER'S CARDを発行してくれたエピセのチカさんと、バークファームの千賀さんは同一人物だと言う話を後藤シェフから聞きました。同じ内容のメールが舞ちゃんから来ていました。世間は狭すぎです。

この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1501#myu1501

元町エピセで過ごした日曜日の夜
パワー・トラクション・エアロダイナミクス GT-10
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ASM S2000 1号車を2010年仕様にすため、9月〜10月にかけて作業に着手します。やりたいことがたくさんあるのは事実ですが、どれに着手してどれをやらずにおくか、今年だけじゃなくて来年以降もずっとS2000が好きだから、焦らずじっくり考え続けます。ASM筑波スペシャル2004で掲げたテーマ、"パワー・トラクション・エアロダイナミクス"。同じ目標を2010年スタイルで追求します。

それに伴い外す予定のパーツは以下の通りです。購入ご希望の方がいらっしゃいましたら、ぜひ使ってやってください。ただし、軽量化パーツなどは今使っているパーツの買い手が決まってからオーダーしますので、手渡しまでにお時間を下さい。ご予約は先着順です。全額入金いただくことが条件とします。メールではなく、ご来店・またはお電話で製品状態をよくご確認の上でご購入下さい。

(1) 【USED】ASM I.S.Designフロントエアロバンパー04(Carbon)  178,000円 *10月取り外し

フロントバンパーの入れ替えに伴い売却します。カナード取付穴など残っていますが、綺麗に丁寧に使ってきました。新品を買うと252,000円+塗装代です。


(2) 【USED】ASM I.S.Designフロントリップスポイラー07(FRP)  31,500円 *10月取り外し

FRP製を敢えて選択し、つや消し黒とグランプリホワイトに塗り分けしています。新品を買うと63,000円+塗装代です。


(3) 【USED】ASM I.S.Designフロントエアロフェンダー04(Carbon)  420,000円

軽量化のため筑波スペシャルと同じ特注MRモデルに入れ替えるため売却します。左右セットを新品で購入すると537,600円+塗装代です。


(4) 【USED】ASM I.S.Designディフューザー(Carbon)  367,500円

軽量化のため筑波スペシャルと同じ特注MRモデルに入れ替えるため売却します。新品購入すると493,500円です。


(5) 【USED】ASM I.S.Designサイドエアロスポイラー04(Carbon)  168,000円

軽量化のため筑波スペシャルと同じ特注MRモデルに入れ替えるため売却します。左右セットを新品で購入すると252,000円+塗装代です。


(6) 【USED】ASM ドライカーボンドア(Carbon)  525,000円

軽量化のため筑波スペシャルと同じ特注MRモデルに入れ替えるため売却します。左右セットを新品で購入すると861,000円+塗装代です。

(7) 【USED】ASM I.S.Designエアロボンネット(Carbon)  189,000円  *10月取り外し

排気ダクト追加モデル・軽量化モデルへの入れ替えのため売却します。NACAダクトの他に蓋も付属します。ボンネットピンは付属していません、新規購入して下さい。新品で購入すると388,500円+塗装代です。


(8) 【USED】ASM I.S.Designリヤオーバーフェンダー(Carbon)  63,000円

軽量化のため筑波スペシャルと同じ特注MRモデルに入れ替えるため売却します。左右セットを新品で購入すると130,200円+塗装代+ボディ加工代です。



【8/16追記】

全ての外装パーツは木村さんがUSED PARTSページのリヤウィングを含めて検討中です。遠藤さま・渡辺さま・秋葉さま、結論が出るまで順番待ちでお願いします。フロントディフューザーは小笠原さんがご成約下さいました。カーボンドアのみ、購入可能な状態です。

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戸田レーシング 島田さんへ。

そろそろ残暑お見舞いをエンジン箱に入れて届けます。2008年から2シーズン、かなり走り込んだエンジン内部のチェックを兼ねてオーバーホールをお願いします。O/H作業時に、ASM筑波スペシャルや3号車に投入しているヘッド加工を間違えて施工しても、絶対に怒ったりしませんから。新開発した追加プーリー投入・新型ボンネットにTODA POWERロゴの貼り付け、すごく楽しみにしていますっ☆

この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1500#myu1500

2008年6月、1号車富士テスト
カタログをプレゼント
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裏面

表面


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『RECARO ASM LIMITEDが載ったカタログってないですか?』そんな声を以前からよくいただいていました。その度に『ごめんなさい、あると便利だってことは分かっているけど販売促進にお金をかけないと言うのがポリシーだからカタログは用意してないんですよ』と言ってきました。その信条は未だに変わりませんが、開業5年を迎えるASMに買い物に来てくれた、ASMデザインモデルに興味を持ってくれた人たちのために何かを作ってみようと考えました。

裏面はASMモデルをズラリと並べます。レカロのカタログではないのでシートに関する詳しい説明はあえて省いています。表面にはASMロゴ・ASM店内・ASMを探す地図。ロゴはS2000 1号車や筑波スペシャルのカラーリングでお馴染みのもの、店内写真はたくさんあるRECAROシート専門店の風景、ボクお薦めの店を入れた歩く地図を載せてみました。

9月頃ASMで配布をスタートします。赤WステッチのASMデザインモデルに惚れ、ASM店内風景を実際に目で見て感動し、レカロシート装着を待つ間に横浜の街を歩いて好きになる。そんな物語が1つでもいいから生まれてくれたなら、このカタログを手がけて良かったと思える気がします。

この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1499#myu1499

『ASM BLOG見て来ました!』
GruppeMの魔法
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お客様からの問い合わせで、ASMラムエアクリーナーBOX最後の1台をご成約いただきました。この製品をまさに製作していた頃の話はBLOGになる前だったので、ここ4年ぐらいでS2000を手に入れたオーナーさん達から見ると『効果はあるかもしれないけど高価(過ぎる)製品』と言うだけに見えるでしょうから、完売した記念に製作物語を紹介しましょう。この記事は既に装着済みのオーナーさん達や今回ご成約下さったお客様のために書いています。完売しましたから、宣伝と言う意味もありません(笑)。

ボクがS2000 1号車を所有して通勤やドライブを楽しんでいた頃、ASMデモカーとか何にもない1人のS2000オーナーとして、憧れのホンダワークス無限製エアクリーナーBOXを購入・装着していました。中〜高回転域の吹け上がりのスムーズさに満足して使っていたことを覚えています。ところがその後、自分自身の数値&ブランド志向に気付かされた出会いがありました。それがM'sラムチャージャーです。大きなチャンバーをスロットル直前に2つ組み合わせた独得の形状が特長で、実際に装着してみるとピークパワー云々よりもとにかく乗りやすいのが印象的。数値やパワーカーブは無限の方が優秀だったでしょうが、実際に乗りやすいと感じた自分の心に嘘はつけない。

これは無限製品が劣るとかそんな話題ではありません。無限エアクリーナー製作者はボクが人間的にも心から尊敬する"あの"人だし、そもそもエンジンベンチを駆使して理論と環境をバックに綿密なテストを繰り返して製作されたパーツです。製造原価と販売価格の差で単純な利益を判断するともっとお買い得な製品は多数存在するのかもしれませんが、無限と言う名前に自分の夢を表現した本田博俊氏への敬意と、この世に生まれ出るまでにかけられた膨大なコストを想像しながら比較してほしいと思います。

で、M'sラムチャージャーを装着後しばらくして考えたのが、外部のフレッシュエア導入と、チャンバー内部に充填された空気がよりスムーズに流れるようにBOX形状を変更することでした。製作を担当してもらったのは吸気システムのスペシャリストGruppeM社です。途中製品のマイナーチェンジを経て現在の形に到達して販売してきました。ストリートやワインディングでS2000を運転していて、その効果を存分に感じたものです。今や排気管&エンジンのスペシャリストとしてかなりメジャーになった数少ない職人・SACLAM宇野社長はこんな感想を述べていらっしゃいましたし、戸田レーシングで1号車用2.2Lエンジンをベンチにかける際に数値面をチェックした時にも満足できる結果がでていました。自分自身の体感度・尊敬するエンジニアの評価・信頼できるエンジン屋が計測した数値、全ての要素に満足できた製品です。

このモデル、次期ロットは製作しません。今後は無限製をお薦めして販売しようと考えています。ただ、前回の製作から数年が経過し、ボクの周辺環境も大きく変わったのも事実です。今の仲間達とGruppeM越生社長の力を合わせて次の一手を考える時期が来るかも知れません。作り変えとなると研究開発費・型投資・テスト費用がまたかかりますが、『今、可能性を突き詰めたモデルが欲しい』と言う声がボクの耳じゃなくて心まで届けば、その時が着手のタイミングなのかな。その時まではこれが最良の選択だと自信を持っています。

お買い上げありがとうございました、装着を楽しみにしてて下さい。

ASM ラムエアークリーナーBOX  315,000円  <完売しました>


【8/13追記】

昨日の夜、何人かの人と話しました。壁に当たった時、分かりにくい専門用語の羅列で逃げず分かりやすい言葉で教えてくれる人の存在、誰に見てもらっても隠しごとがないテストをできる環境、その両方にボクは恵まれています。S2000 ECUのプロ・G.T WORKS寺崎源さん、F20Cのスペシャリスト・戸田レーシング島田さんに相談しながら、3号車オーナー木村さんの協力をもらって少しずつ前進してみよう。

この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1498#myu1498

白いプレミアムレザーを身にまとったS2000です
I.S.Design vs 無限・・・?
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浜松からご来店、先日ご成約いただいたボンネットの装着作業を実施しました。価格態が近いこと、ドライカーボン製と言う素材が同じこと、品質レベルが高くフィッティングに優れていることが理由で、選択する過程で悩んだのは無限製だったそうです。いや〜、光栄ですね。個人Blogを見ていると同じような迷い方をしているケースが時々あるので、ちょっとアドバイスしてみましょう。

S2000用無限ボンネットの性能はナンバー付き車両に装着するなら間違いなくベストです。特徴的な左右の排気ダクト部分に関して言うと、ブレーキマスターシリンダーとバッテリー上部にエア抜きの穴を配置することでエンジンルーム内の熱気をスムーズに排出できます。ASMのボンネットもダクトはありますが、最も効率に優れた部分には敢えて空けていないため、冷却効率では譲ります。GT-10タイプでは無限製よりさらに上の冷却性能を目指したボンネットにしていますが、あくまでタイムアタック車両用であり一般ユーザーにはお薦めしません。

また、雨水対策が万全なのは無限・ASM両方に共通した長所です。ボンネットの裏骨がダクト部分の雨どい機能を備えているので、急な雨や洗車時でも安心です。冷却面ではより効率的な無限ダクト位置も、ベターであってベストに位置に穴を設けられないのは、ストリートパーツとして水濡れを避けるべき部位への配慮があったのでしょう。

株式会社チャレンヂで生産をしていますから、素材・製法は無限・ASM共にカーボンプリプレグのオートクレーブ成形品です。つまり品質に大きな差はありません。塗装は2年前からカーボンのプロフェショナル・チャレンヂさんも認めた工場に変更しました。『ASMか無限か迷っているんですけど・・・』と相談されたらいつもこう答えています。


冷却性能をとにかく優先するなら迷わず無限、

   違ったテイストを求めつつクオリティで妥協したくないならASM。


異なるカテゴリーに属する製品だから『vs』ではありません。上記の事実を踏まえて自分自身で冷静に考えれば、どちらを選ぶべきなのか人それぞれ選択肢は見えてくるはずです。

I.S.Designエアロボンネット(Carbon)  299,150円
 * CFRP用UVカットクリア塗装代 別途84,000円


夕方、今日2台目のボンネット装着。ASM 3号車に装着していた特注MR高強度CFRP製(389,000円)のUSED品です。ダクト追加で水温対策をすることと、高強度CFRP製による通常カーボン製モデル以上の軽量化が目的でした。広い面積を占め、車体の高い場所でドライバーより前方に位置するパーツですから、軽さの恩恵をはっきりと体感していただけることでしょう。

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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1497#myu1497

完成された吸排気システム
I.S.Designの日
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静岡県からご来店のS2000オーナーさんがI.S.Designサイレンサーキットを装着されました。相変わらずの澄んだ音質と芸術品のようなデザイン、写真を撮りながら惚れ惚れします。このマフラー最大の魅力は音量。耳ではそれなりにメカニカルでレーシーな音が聞こえるのに、音量計測してみるとAP1で94db〜AP2で93db程度に収まっています。ここまで数値的に静かでも、実際には不快に感じる音や耳に聞こえにくい瞬間的な音をサイレンサーの各部構造によってカットしているだけで、S2000ファンが求める周波数帯の音はキッチリ残してあるのが特長です。

エアクリーナー・ビッグスロットル・エキゾーストマニホールド・ECUも音量に影響しますが、無限・ASM製を組み合わせている限りこのマフラーで問題が出ることはないでしょう。ちなみにASM 3号車は2,350ccに排気量をアップして公認車検を受けましたが、最大出力発生回転数×75%時の音量は問題なく規制値内に収まっていました。その他話題のEDEL表皮を採用したセンターアームレスト、RECAROや無限のフルバケット用レールにも対応したASM KAROマットなどインテリアパーツも同時交換で気分リフレッシュです。

いつものことですが、購入まではたくさん話をする機会に恵まれても、購入後『入れて良かった』と言う声を聞くチャンスがなかなかありません。購入の相談だけではなく、製品お気に入り物語などどんな内容でも構いません、TOP/infomationページに掲載しているアドレスにドシドシ感想を下さい。レカロシート・S2000・MINI・Z33・SACLAM・ZONEなどジャンルは問いません。時々ASM Blogに掲載させてもらったりします。

■I.S.Designサイレンサーキット  315,000円


【お知らせ】

I.S.Designサイレンサーキットに興味はあるけど、買うかどうか真剣に悩んでいるお客様のために、マフラー試着してASM近辺を走ってもらう企画をスタートしました。ディフューザー装着車などマフラー交換以外に大掛かりな加工作業を伴う車両への試着はできませんが、一般的車両であれば問題なく試着可能です。リフト上でブンブンッだけではなく、山下公園近辺から本牧エリアまで実際に走行してもらったり、スポーツ触媒を既に装着済みで排気音量が気がかりな場合の事前音量計測などにも対応していますので(AP2用のみ)、お気軽に相談して下さい。



次に先日ブログに掲載したGT-10フロントエアロバンパーについて。『耳に入っても心に届かないヒョーロンはボクを動かす原動力になりません』と言う話です。

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5本製作して内1本を1号車に装着すると書きました。残り4本の内3本はすぐにご予約してもらい、常連のお客様達が残り1本を争って・・・・じゃなくて逃げ回って譲り合っている内に、3本オーダーが追加で入ってしまいました。以前リヤバンパーを同じような方法で製作した時には5本目を抜いた後成形型にクラックが入ってしまったので、今回も似たような本数しか製作できないですが、コストをかけて型修正してでも7本製作できないか、チャレンヂさんにお盆休み明けに相談してみますね。もしあまりにもコストがかかり実質的に不可能だったら、予定通り5本製造になります。

これからも日々のBlogチェックと反射神経のトレーニングを欠かさずお願いします☆


I.S.Designフロントエアロバンパー GT-10(CF特注MR)  315,000円 完売しました *2010年9月発売開始。
■I.S.Designフロントエアロバンパー GT-10(FRP)  147,000円  *2011年2月発売開始。

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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1496#myu1496

ラジアルでもNA最速
ようこそ、黒の輝きへ
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SR-7とRS-GのASM LIMITED 2nd.【仮】に採用予定の生地見本が届きました。

左からカムイ・アルカンターラ・シャイニングメッシュです。シートの側面・背面にはカムイを、体に触れるサイドサポート部分には質感と耐久性に優れたブラックアルカンターラを、座面とバックレストには質感と通気性に優れたシャイニングメッシュを採用します。レカロに限らずシートを使用する過程で最も気になる表皮の劣化。一度でもそれを経験したユーザーなら、採用した生地とその配置に納得されることでしょう。



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次にEDEL本革。赤い本革を黒く染めてパンチング加工しています。お盆休み明けにもRECARO社に相談するつもりですが、ベースの表皮をフラットな物に変更したいと考えています。SP-Xと同じナッパレザーを使えば簡単に実現できることだけど、工夫することで安易なコストアップや妥協を避けて製品化したいです。



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赤糸はASMデザインの証と言える赤Wステッチで見慣れた糸です。RS-G ASM LIMITED CLに採用している5番糸を使用、通常のASMファブリックモデルに使用している4番糸より1番太い糸にします。そしてRECAROロゴとASMロゴに採用する『銀糸』。既存モデルでシルバーと呼んでいた糸よりもはっきりと銀であることがお分かりいただけますか?


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デザインスケッチです。ベルトホールの色は、落ち着いたガンメタリックや鮮烈な赤も検討してみますが、ボクのお気に入りは明るいシルバーです。銀糸で刺繍した2つのロゴと合わせて、主張し過ぎるわけじゃないけど存在感あるデザインになるはず。インテリアにアルミやそれっぽい色を採用したモデルが増えているので、この色が最良の選択かもしれません。


■RECARO SR-7 ASM LIMITED 2nd.【仮】  価格未定  2010年9月発売開始
■RECARO RS-G ASM LIMITED 2nd.【仮】  価格未定  2010年12月発売開始


ASMでのみ取り扱いします。既存RECARO ASM LIMITEDとは違った取り扱いスタイルですが、『ワンランク上のレカロシートを手に入れる横浜の旅を楽しむ時間』 を提案します。誰もがいつでも出会えるものとは異質のRECAROです。


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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1495#myu1495


創作の旅


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