横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
大阪に出張していたG.T WORKS寺崎源さんと待ち合わせ、TRACY SPORTSを訪問です。 現在のTRACY SPORTSと言えばS耐レーシングガレージとして有名ですが、2002〜2005年頃は筑波スーパーバトル参加車両のエンジニアリングや製作/メンテナンスをされており、当時から兵頭社長・チーフエンジニア山本さんは懇意にしてくれました。今思えば、レース界のスポーツマンシップ資質を持っていたから、駆け出しだったASMにも気持ち良く接してくれたのでしょう。 G.T WORKS寺崎源さんとTRACY SPORTS山本さんは初対面だと聞いていたのに、実は以前会っていたとお互いカミングアウトしていました。当時TRACY SPORTSのECUを手がけていたECUエンジニアの使いの者として、源さんはTRACY SPORTSを訪問したことがあったそうです。世間は狭いと言いますが、三角形の頂点に近づいて行くほどますます狭くなるのは当然かもしれません。 TRACY SPORTS兵頭社長と山本さん、ASM with G.T WORKS寺崎さんと金山、久しぶりに再会したラウダダ・カンパニー長尾さんを交え、S2000やECUセッティングの近況についてたっぷり2時間楽しく話しました。横浜を通過する時は、ぜひまた 千葉・・・ ASMにお立ち寄り下さい。 この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3460一瞬で、S2000の圏外へ
本命はどれだ
2017/12/17(Sun) 15:24:37
千葉県からご来店になり、AP2純正ECUにASM G.T WORKS GENROMをインストールしました。エンジンを保護するための完成された補正・フィードバック機能を持つ純正ECUに、サーキットでの走行テストと街乗りでの実走セッティングを1年間通じて行った、ASM with G.T WORKSの自信作です。 MOTECなどフルコンの方が、最新のマイコン(CPU)や回路だからトリプルコアで処理スピードも速く、よりアナログに近い細かい処理が出来たり、ファームウェア部分や各種補正・フィードバック処理・噴射タイミング・閉角制御など制御方法が純正と違うことも関係しているせいか、同じ空燃比・点火時期でもパワーが出ます。その代わり季節・走る場所でのデータ取りを必ずしなければいけません。純正ECUベースかフルコンか、お客様それぞれの使い方にベストな選択をして下さい。 ■ASM G.T WORKS GENROM(AP2) 102,600円<税抜価格 95,000円/税額 7,600円> ・VTEC切り替え回転数 <高負荷> 設定:5,200rpm/復帰:5,000rpm <低負荷> 設定:6,200rpm/復帰:6,000rpm ・REVリミット8,600rpm ・速度リミッター変更済み この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3459もう一歩S2000に踏み込むための制御パーツ
REVSPEED筑波スーパーバトル2013でラジアルNA1分切りを支えた、ASMフロントバンパーを装着しました。04バンパーをベースにロングノーズ化・ワイド化・ラジエーター開口部大型化すると同時に、床下に向かう空気の流れをスムーズにするためのリップスポイラーまで一体成型した空力デザインが特長で、軽量・高剛性を両立したCFRPモデルを選択です。 ワイド化もCFRPボディパーツも一般的ではなかった2004年当時、ASMはワイド化したドライカーボン・オートクレーブ成形エアロパーツを商品化して、一般ユーザーに販売していました。ホイールサイズ選択を考慮すれば+10mmワイド化したいですが、それに伴いヘッドライトが埋もれてボヨーンと膨れたデザインになることを我慢できませんでした。ASMの本籍はストリート。街の風景に溶け込むデザインを両立しなければいけません。 ■ASM I.S.DesignフロントエアロバンパーIS-11(CFRP) 324,000円<税抜価格300,000円/税額24,000円> ■ASM I.S.Design スラストスポイラーGT-12 129,600円 <税抜価格 120,000円/税額 9,600円> ■ASM I.S.Designフロントエアロフェンダー04(CFRP) 552,960円 <税抜価格512,000円/税額40,960円> ■ASM I.S.Designフロントインナーフェンダーブラケット 32,400円<税抜価格30,000円/税額2,400円> フロント部には上記の通りASMの物語と歴史が集約されていますが、リヤ部も負けていません。昔一度お断りした、タイムアタック専用カーボントランクウィングセットを装着です。S2000向け空力パーツの最高峰と言える製品で、実績のある翼断面デザインを持つウィング本体を、強固なトランク差し込み式ステーに装着することにより、安定したダウンフォースと超高速域での低ドラッグを両立しました。 ■ASM I.S.Designリヤエアロバンパー07 129,600円 <税抜価格 120,000円/税額 9,600円> ■ASM I.S.Designリヤウィング GT-09+トランク 972,000円 <税抜価格900,000円/税額72,000円> ■ASM I.S.Designリヤダックテール(CFRP) 64,800円 <税抜価格 60,000円/税額 4,800円> この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3458積年の夢。 Powered by ASM.
ASMで人気メニューのクラッチ関係リフレッシュのため、千葉県からご来店です。純正クラッチディスクと同じ構造にすることでデートする時もスムーズに街乗りできるのに、高い入力トルクに対応することも可能なASM Cluch Kit Assyを装着しました。レリーズベアリング・ベアリングガイド・レリーズフォーク・スレーブシリンダーにはWPC処理したASM製品を組み合わせて、新車とは比べ物にならないスムーズな操作感を手に入れることが出来ます。ASM辻さんクラッチ最大の魅力は、自然さ(=存在感のなさ)と言えるかもしれません。 ■ASM Cluch Kit Assy 162,000円 <税抜価格 150,000円/税額 12,000円> ■ASM ベアリングガイド 7,884円 <税抜価格 7,300円/税額 584円> ■ASM レリーズベアリング 18,360円 <税抜価格 17,000円/税額 1,360円> ■ASM レリーズフォーク 16,200円 <税抜価格 15,000円/税額 1,200円> ■ASM クラッチスレーブシリンダー 12,960円 <税抜価格 12,000円/税額 960円> ■AP RACING R3 Brake Fluid 7,776円 <税抜価格 7,200円/税額 576円> この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3457判断基準は 「純正と同じか難しいか 」
ラジアルNAコースレコードを更新を目指して、REVSPEED筑波スーパーバトル2017に参加しました。 <2017年仕様の変更点> (1)EWP本体をDAVIES CRAIGからトヨタ純正改に変更 (2)EWP制御を手動ON/OFFスイッチからDAVIES CRAIGに変更 (3)自社でのテスト結果に基づき風流・空力対策 (4)ラジエーター・オイルクーラー小型化 (5)電動パワステ作動安定のため車速パルス発生装置を製作 (6)前ポリカーボネートウィンドウ表面をクリア塗装して視界確保RECARO本社から届いた新モータースポーツシェル、PRO RACER RMS を装着して臨みます。 走行時間17分の1ヒート目。去年のタイムアタックで使用した中古POTENZA RE-71Rでスタート後、5分(計測2周)で改造箇所の状況を確認しました。電動ウォーターポンプはトラブルなく水温70度・油温101度で安定しています。電動パワーステアリングの作動など(1)から(5)まで問題なしと判断してピットイン、タイヤウォーマーで温度管理したニュータイヤにわずか90秒で交換して再びコースに戻りました。 ところがアウトラップ後も1分1秒台とタイムが上がりません。原因は(6)クリア塗装したポリカーボネートウィンドウに因る視界不良でした。停車している時は少し見にくい程度ですが、走り始めると前方車のテールランプが4つに見えたり、コースと縁石の繋ぎ目さえも見えない状態だったそうです。でも加藤寛規選手は賭けに出て、タイヤの良い所が終わる前にタイムアタックに入ります。 走行開始9分30秒を経過して残り6分半を切った計測4周目。ラジアルNAコースレコードを更新する58秒419を記録、連続してタイムアタックして58秒308を記録しました。去年の58秒927から0.6秒も大幅タイムアップです。ベストベストで想定していた58秒5さえも上回る好タイムに、ASMピット内から歓喜の声が止まりません。 2017年は、去年のセクターベスト58秒6を記録するため車の完成度を高めるチューニングしかしていません。タイヤ銘柄/サイズ・車高・減衰まで2016年のタイムアタック本番と全く同じセッティングで持ち込んだのに、コースレコードを0.6秒以上更新できました。トラブルだらけのシェイクダウン後、ぶっつけ本番でフロントガラス視界不良まで背負わせてしまい、加藤寛規選手には申し訳なかったです。 2007年からサーキットに取り組み始めた1号車の完成度は、ついに2号車に並んで超えるレベルに到達です。加藤寛規選手のコメントによると、今SタイヤADVAN A050に履き替えれば、2006年に記録した2号車のNAチューニングカーコースレコード57秒398を更新して、56秒台に入っていた可能性がありました。 1号車製作と同時に取り組んできたのはチーム体制作りです。2006年に坂上さんをチーフエンジニアとして迎え、チーフメカニックに成長した八百と新加入メカニック阿部がコンビを組み、電気マネジメントは全て松島さんが行いました。車両製作から当日走行まで行えるチーム体制が完成です。ワールドタイムアタックWTACから帰国したS15シルビアのアンダー鈴木さんやNOB谷口選手の話を聞いて、10年かかって作り上げたASMチームと1号車で、世界に挑戦してみたいと強く感じました。ASM S2000で何を目指すのか、やりたいこと/やるべきことを考えて出す結論が自分自身も楽しみです。 ■ASM筑波スペシャル2017チームメンバー ドライバー:加藤寛規選手 チーフエンジニア:坂上(ASM) チーフメカニック:八百(ASM) メカニック:阿部(ASM) 電気マネジメント:松島(ASM) エンジンマネジメント:田原さん(戸田レーシング) 写真:田中(TANAKA) 総合プロデューサー 金山 公式タイム 58秒308(ラジアルNAレコード更新)OP-FRクラス5位/総合8位 公式最高速度 188.745km/h 装着タイヤ POTENZA RE-71R VIDEO この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=34565連覇
12/7(木)に開催される、REVSPEED筑波スーパーバトルに向けたセットアップが完了しました。 2016年仕様は、ラジアルタイヤPOTENZA RE-71Rとウェットサンプ戻しによる出力低下と引き替えに1kg軽量化したNAエンジンを組み合わせ、58秒927を記録しました。2017年仕様では完成度を高めるため、新パーツ追加と作り込みに取り組んでいます。 2017年仕様ではトヨタ純正EWP改に変更します。DAVIES CRAIG EWP115を継続すればトラブルは起きない代わりに、新たな挑戦をしていないので進化できません。9月筑波テストでトヨタ純正EWP改は2回停止しました。 (1回目)ヒューズが飛んで電動ウォーターポンプ停止 (2回目)電動ウォーターポンプ本体が破損して走行中止 ASM側では、(1)はヒューズ容量アップ(2)はエンジン振動を受けにくい位置に固定して対応しようと考えていましたが、戸田レーシング島田さんは10/31のASM Blog画像 を見て(1)の原因を思いつき、その対策をしたのがこの写真です。分かりましたか?答えを聞くと簡単なことですが、要するに気付けるかどうかです。 ヒント:トヨタ純正EWP改の吐出力が高いことの証明かもしれません。 電動パワステは、電源ONすると常に車速パルスを発生する部品を新規製作して、イグニッションONでパワステが効くように仕様変更しました。オイルクーラーコアを小型化したところ油温が高かったので、-5℃狙いでコアを大型化していますが、ラジエーター・オイルクーラー共に去年より小型化しています。燃料ホースをアールズ製からGOODRIDGE製に変更したりオイルキャッチタンクを新規製作/移設して、信頼性を向上しました。 前ポリカーボネートウィンドウを外して表面の曇りを磨いてクリア塗装したり、取り外せる細かな部品を撤去して2.7kgも軽量化しました。簡易風流テストしてフロントバンパー開口部への空気の流れを改善しつつ、ボンネット排気ダクトの二枚刃を外しました。オイルクーラーとラジエーターへの導線を明確に分けつつ隙間を埋めて、無駄なく冷却できるようにしています。その他、リヤウィングの効果を引き出すためドアミラーを外に延長したり、カナードの効果を引き出すためにフロントリップ翼端板の形状を変更しました。 明日RECAROから届く新型モータースポーツシェル・PRO RACER RMS 2600Aを、加藤寛規選手とシート合わせしたポジションに装着すれば完成です。NA最速と言う大きな使命を持ちつつ話題性を詰め込んだけど、各部の軽量化にこだわった効果で去年と全く同じ重量に収まりました。12/7(木)の結果を楽しみにして下さい。【コーナーウェイト測定データ】 CLEARWAYS BBS+RE-71R 285/30-18 ◇ Dr. OUT 1,029.0s ← 2015年:1,029.0s ← 2014年:1,046.5s (左前)272.5 (右前)258.5 RIGHT:519.5s/50.4% (左後)237.0 (右後)261.0 Front:531.0kg/51.6%◇ Dr. ON 1,090.5s(+61.5s) (左前)277.0 (右前)277.0 RIGHT:566.5s/51.9% (左後)247.0 (右後)289.5 Front:554.0s/50.8% この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3455流行の対極
2017年秋冬の人気メニュー・クラッチ関連作業をしました。今回のお客様はASM辻さんではなく、スムーズな動きとレスポンスを両立するため、ドイツZF社製クラッチディスクと戸田レーシング製フライホイール・WPC処理したASMパーツ一式を選択しています。 ■ASM ZFスポーツクラッチディスク 49,680円 <税抜価格 46,000円/税額 3,680円> ■ASM クラッチスレーブシリンダー 12,960円 <税抜価格 12,000円/税額 960円> ■ASM ベアリングガイド 7,884円 <税抜価格 7,300円/税額 584円> ■ASM レリーズフォーク 16,200円 <税抜価格 15,000円/税額 1,200円> ■ASM レリーズベアリング 18,360円 <税抜価格 17,000円/税額 1,360円> ■TODA RACING 超軽量フライホイール 54,000円 ■HONDA ホンダ純正クラッチカバー 26,892円 ■HONDA ホンダ純正エンジンマウント 19,980円/2個 ■HONDA ホンダ純正ミッションマウント 5,636円/2個 ASM S2000タイムアタック号のセッティング過程で生まれた、下回り補強パーツを装着しました。サブフレーム開口部を連結しつつ、センタートンネル開口部を連結するステンレスパイプとX字に連結して、サブフレームとメインフレームを補強しつつブレーキアクセル操作時の一体感を手に入れました。 ■ASM リヤロアアームバーGT 59,400円 <税抜価格 55,000円/税額 4,400円> 2017年秋冬の人気メニュー・セカンダリーシャフト交換のため、愛知県からご来店です。WPC処理したセカンダリーシャフトとAP2プロペラシャフトを装着しました。機械的に規定値範囲内に組むのではなく、数値の意味を理解してもっとピンポイントの数字を狙って組み付けるのがASMでの作業です。室内は静かになりアクセルレスポンスも向上して、何も失わないチューニングの代表と言えるかもしれません。 ■ASM セカンダリーシャフトセット 75,600円 <税抜価格 70,000円/税額 5,600円> ■HONDA ホンダ純正プロペラシャフト(AP2) 98,280円 ■HONDA ホンダ純正コンパニオンフランジ・ボルトナット 20,159円 コンプライアンスブッシュをCUSCO製スペリカルベアリングに変更/アライメント調整しました。九州佐賀県から自走でのご来店でしたので負けるわけにはいきません、即日装着しました。お願いですから予約して下さい。 ■CUSCO フロントロアアームブッシュ(後ろ側) 44,280円 <税抜価格 41,000円/税額 3,280円> 2.0H この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3454ASM筑波スペシャルから生まれた補強パーツ
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