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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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REVSPEED SUZUKA RUN MEETING 2018の取材枠で、Attack鈴鹿に向けたテストをしました。(1)クラッチ滑りと(2)エンジン吹け上がり不調は解決しましたが、残念ながら(3)EPS動作不良については解決に至らなかったので、誤作動防止のため端子を抜いてパワステOFFで走行しています。
<1ヒート目 10:10〜> 晴 気温10.8℃ 湿度44% 路温 - 気圧1,022hPa
1 ‐ GAS 20L A052(中古) 2 2’16”88 3 P-FIN Frフェンダー当たる。前後プリロード2ターン 4 パワステ途中で動かない。 IG ON/OFFで回復。 5 最後また動かず旧パルスBOXに変更 → × 6 カナード(小)外し 7 − 8 2’15”89 9 2’14”282 10 P‐@ パワステNG→Choo Choo Trainに変更、カナード(大)外し 11 ‐ 12 FIN ターンインでステアリングがロック(パワステNG) 低速コーナーで曲がり過ぎる
<2ヒート目 12:30〜> 晴 気温12.5℃ 湿度40% 路温 - 気圧1,020hPa
1 ‐ GAS 20L Frプリ1ターン+車高1ターン+Rrプリ1ターン上げ A052(中古) 2 2’15”177 3 2’15”20 4 P‐@ Rウィング半目盛上げ Fr R/H上げていいかも→次回に 5 FIN
<3ヒート目 15:05〜> 晴
1 ‐ GAS 20L A050GS(中古) Rrスプリング16kgf/mm→18kgf/mm 2 2’15”65 Frプリ-1ターン Rr車高-1ターン 3 FIN バランスOK NEWタイヤなら筑波・富士はこれが基本セット 4 ‐ A050GS(NEW) 5 2'14”095 6 P-@ FIN アクセルON/PFFで車が斜め。Rrよれる。C/W狂っている感じ
#ラップチャート
EPS動作不良はパルスではなく車体側の問題になったから、今回の症状から推測して解決の目途が立ちました。A050GS(NEW)に替えて、スプーンで他車と2台並走する悪条件下で2'14”09を記録です。ロガーデータから判断するとパワステなしのまま13秒フラットかギリギリ12秒台に入っており、SUCCEEDSPORTS市川さんがエンジニアリングした2007年に2号車で記録した、2'11”753を捉えました。
■2018年12月 1号車鈴鹿テスト 2分14秒095 A050GS(NEW)
ドライバー:加藤寛規選手 チーフエンジニア:坂上(ASM) メカニック:阿部(ASM) エンジンマネジメント:田原さん(戸田レーシング)
BドライバーS2000の現状確認のため、加藤寛規選手に確認走行をお願いしました。ボディ補強の有無・タイヤ銘柄・デフの銘柄や効き方など大きな違いがあるように考えていましたが、結論から言うと2012年当時の1号車とかなり似た性格で、Bドライバーのセットアップ技術に驚いたようです。ASM ZFダンパー+HYPERCOスプリングとASMエアロパーツを組み合わせれば、同じ特性のS2000になることがはっきりしました。
鈴鹿サーキット確認走行は、レーシングサンタから二人へのXmasプレゼントだったのかもしれません。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3689
夢見果てぬ、ASMのクリスマス
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12/25(火)REVSPEED鈴鹿サーキット走行会に向けて、セットアップが完了しました。
2017年シーズンにカーボンプロペラシャフト締結ボルトが破断して以降、走行毎にボルトが緩むようになってしまっており、『絶対に緩まない』と言われるワッシャーを使用してもダメでしたが、ワイヤーロックを追加したことで解消しています。その様子を12/1のASM Blog掲載画像で見たサクシードスポーツ市川さんが『1本緩み防止になってないよ』と心配していたので、フランジ側を叩いてワイヤーロックの方向を修正しました。
新方式のガスアウト作業に対応した燃料配管・電源配線にしています。
【セットアップシート】 1号車 2018年12月鈴鹿テスト
<ダンパー>
Fr. Rebound +15min. Fr. Bump Hi +13ノッチ Fr. Bump Low -5ノッチ
Rr. Rebound センター Rr. Bump Hi +15ノッチ Rr. Bump Low -5ノッチ
<スプリング>
前:レート=1,000ポンド(17.9kgf/mm)レングス=6インチ(152.4mm) 後:レート= 900ポンド(16.1kgf/mm)レングス=6インチ(152.4mm)
<車高>
(左前)47mm (右前)47mm (左後)54mm (右後)53mm
<コーナーウェイト>
◇ Dr. OUT 1,020.0s (左前)274.0kg (右前)256.5kg (左後)232.0kg (右後)257.5kg
◇ Dr. ON 1,083.0s (左前)280.0kg (右前)275.5kg (左後)243.0kg (右後)284.5kg
<ブレーキパッド>
前:ZONE 10F 後:ZONE 12D
<ファイナルギヤ> 3.9
<オイル>
(エンジン)BILLION OILS 10W-40 オイル量4.5L(筑波+0.2L) (ミッション)BILLION OILS MT520 2.0L (デフ)BILLION OILS FR780 1.0L (ブレーキフルード)ZONE ZF-031 (クラッチフルード)TCL ADVANCE Premium
<アライメント>
#セットアップ
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3688
ASM筑波スペシャル2007、鈴鹿へ
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12/22(土)に開催される、FSST 2018年第3戦に向けたセットアップが完了しました。
まずは機械式LSDを、DREXLERからCUSCO type-MZ改に変更です。DREXLER表記ランプ角で比較すると、ON:40°/OFF:40°からON:ON:55°/OFF:70°になりましたが、プレッシャープレートの枚数も摩擦係数も大きさも形状も違うので、測定器で計測しないと単純比較できません。ASMフロア補強バーを外し、空力パーツとしてCFRP製センター床とフロント床を装着しています。
■ASM I.S.Designフロントディフューザー(CFRP) 513,000円 <税抜価格 475,000円> ■ASM I.S.Designセンターディフューザー(CFRP) 496,800円 <税抜価格 460,000円>
レカロ新型フルバケットシートPRO RACER RMS 2600Aも間に合いました。
■RECARO PRO RACER RMS 2600A 486,000円 <税抜価格 450,000円> NET4.4kg
【セットアップシート】 2018/12/22 FSST
<ダンパー> ASM ZFダンパー3WAY
Fr. Rebound +15min. Fr. Bump Hi +6ノッチ Fr. Bump Low -5ノッチ
Rr. Rebound センター Rr. Bump Hi +6ノッチ Rr. Bump Low -6ノッチ
<スプリング> HYPERCO
前:レート=1,000ポンド(17.9kgf/mm)レングス=7インチ(177.8mm) 後:レート=1,100ポンド(19.6kgf/mm)レングス=6インチ(152.4mm)
<車高> 持込セットからリア側+2ターン上げ
(左前)102mm (右前)104mm (左後)105mm (右後)101mm
<アライメント>
12/25(火)のREVSPEED鈴鹿サーキット走行会ではこのS2000でオーナードライバーさんがBクラスを走行し、加藤寛規選手はAクラスを1号車で走ります。筑波スーパーバトルは雨でノーゲームでした。鈴鹿サーキット周辺天気予報は大丈夫だし、トラブルも対策できたので今シーズン初めてまともに走行できるから、テスト内容とタイム計測結果が楽しみです。
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2017年12月 1号車鈴鹿テスト
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群馬県からご来店です。ボディ側面から巻き込む空気を少なくして床下の乱流を軽減することで、高速走行時のダウンフォースが向上する空力パーツを装着しました。70km/h以上でフロントタイヤの接地感が向上したことを体感できる空力性能と、乗降時の実用性を考慮したサイズ設定をバランスしたエアロパーツです。ボディの汚れ方の違いから、洗車時に風流の変化に気付くかもしれません。
秋にリヤディフューザーを即日装着して、『欲しいものは手に入れたし今年はもうASMに用はない』と一方的に身勝手なことを考えていたそうですが、先週ASMで会った若者に男の生き様を見せるため、12月はセルフbirthday&Xmasプレゼントをご決断されました。2018年の買い物を忘れるために元町忘年ランチしたので、2019年から心機一転S2000をあれこれ楽しみましょう!
■ASM I.S.Designサイドエアロスポイラー04(WET-CF) 108,000円 <税抜価格 100,000円> ■ASM Jacket 42,120円 <税抜価格 39,000円>
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横浜で過ごすクリスマス
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12/25 REVSPEED鈴鹿サーキット走行会に向けて、11月筑波テストと筑波スーパーバトル2018で発生したトラブル対策を完了しました。(1)クラッチ滑りについては、原因がグリス飛散か歪みは経年劣化か不明ですがディスク交換したので解消します。
(2)BOSCH燃料ポンプは汲み上げ用と圧送用を両方を新品に交換しました。また、ガスアウト時に燃料タンクが空っぽ状態で動かしていることがポンプに負担をかけていたので、外した2つの内問題ない燃料ポンプ1個を再利用して、ガスアウト専用ツールを製作します。
(3)電動パワステ問題は、EPSC(任意車速パルス発生器)を製作してくれたお客様の全面的協力の元、オシロスコープを使って波形を確認しながら、車速パルス・回転パルスとEPSユニットの電源ON/OFFがどの条件で切り替わっているのかを調査しました。既にキーONで安定してEPSは作動しているので、12/25 REVSPEED鈴鹿サーキット走行会は問題ありません。純正EPSユニットの回路分析も完了したので、2/8 Attack鈴鹿には、HONDA純正EPSユニット改で臨みます。
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やっとスタート地点に立ちました
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12/25に開催されるREVSPEED鈴鹿サーキット走行会に向けて、クラッチをメンテナンスしました。11月筑波テストで発生したクラッチ不具合の原因はグリスの塗布し過ぎだと考えていたところ、ASM Facebookに掲載したディスク画像を見たサクシードスポーツ市川さんが、見解内容の間違いを指摘してくれていました。
1番下のディスクをご覧下さい。放物線状にグリスが拡散しているだけではなく、ディスクの内側部分しか当たってしません。画像を拡大して表面を見ると、2016年のタイムアタック前に表面処理した削り跡まで残っています。筑波スーパーバトル前に分解・メンテナンスしましたが、2016年に交換したプレッシャープレートに歪みが発生していました。12/25 REVSPEED鈴鹿サーキット走行会は以前使っていたプレッシャープレートの1枚と今使っている内1枚を、新品ディスクと組み合わせて走ります。
■ZRE ディスク 88 1864 002 371 within two weeks after receipt of an order ■ZRE ディスク 88 1864 002 425 within two weeks after receipt of an order
と記述したところ、ZF代理店アネブル蘓武さんから『必ず発生する歪みを加味した設計がされている』との意見がありました。鈴鹿サーキット走行会終了後クラッチを点検して再検証します。新品ディスクに変更したので、歪み・グリス拡散・摩材変質のどれが原因でも問題ありません。
---------- 以下がZF社公式の歪み限度になります。 ----------
◇プレッシャープレート、インターミディエイトプレートの変形
1部品あたり 最大0.3mm 全てのプレートの合計 最大0.5mm
これ以下でしたら問題ありません。特にプレッシャープレート(左上)は形状が対称でなく、片側のみから熱が入るため歪みは必ず出ます。新品に近い時は内当りが強くなる方向で歪み、使うにつれて全面が当たるようになります。新品に近い時は摩材が厚いので (=圧着力が強い)、 内当りが強くても伝達トルクは図面値を保証するように設計されています。
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軽微な事故修理を兼ねて、お気に入りだった純正バンパーからASMフロンバンパーに交換していただきました。ご決断された理由は空力性能・デザイン・意外に少なかった価格差と、何よりもFRPながら純正部品レベルに近いフィッティングの良さです。ところが7月にご注文後10月に塗装取付して納車した時ヘッドライト周辺が全く合っておらず、お客様をガッカリさせてしまいました。ASMエアロパーツ品質に期待して決断したのに『純正にすれば良かった』と言われると、お客様のためだけではなくそもそも個人的に思い入れが強い製品のためにも解決しなくてはいけません。【製造】【保管】【塗装】【取付】に分けて検証しました。
【製造】について10月初旬に入荷した5本を比較検討した結果、寸法・形状の違いは1mm程度だからFPR製品としては全く問題ありません。唯一取付点の穴形状を変更すれば、より取付が楽になることが分かりました。【保管】については箱の天地を考慮せず暑い倉庫に保管すると歪む場合がありますが、ASMでは当然考慮して保管しているし、問題のフロントバンパーは入荷直後に塗装しています。
【塗装】では、作業時間短縮のため焼付・乾燥工程を高温で行うと熱に因り変形します。ASM指定塗装工場ではそのような作業を行っておらず、実際今回問題解消したバンパーも不具合が出たバンパーその物を流用して解決できているので、考えられる原因は【取付】です。<軽微>と言ってもボディ側への影響はゼロだった訳ではないですが、今回の再装着作業はボディ加工を一切せずにバンパー装着作業の工夫だけで対策できました。販売開始から15年目になっても新たな発見ばかりです。夏から半年もかかり申し訳ありませんでした。急遽施工した駆動系リフレッシュと合わせて、S2000をずっと楽しみ続けて下さい。
■ASM I.S.Designフロントエアロバンパー04 135,000円 <税抜価格 125,000円> ■HONDA エンジンミッションマウント 22,798円 * 作業時間2.0H ■HONDA ハブベアリング・プロペラシャフト関連 132,320円 * 作業時間2.0H
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チューニングの常識をくつがえせ!
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