横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
群馬県からご来店です。リビルドスターター交換と同時に、ASM S2000 Xmasセール特典を利用して新発売したASM G.T WORKS GENROM(AP2)最新データをインストールしていただきました。ECUデータを書き換えただけなのに、排気音は従来の高周波音に加えて15年前のSACLAM管のようなペリ音が強調されており、高回転型NAエンジンらしさが増し増しです。 作業完了後、大黒〜首都高湾岸線を試乗しました。ローカム域は今までお使いのASM G.T WORKS GENROMと共通ですが、3,000rpm以下領域に蓄積された補正データがリセットされて本来のフィーリングに戻っているから、『街乗り領域も何かやっていますよね?』と質問されるほどレスポンスが良くなったようです。圧巻は高回転領域でした。きっちり回してシフトアップしてもハイカム領域を維持できるから加速が途切れません。ASM S2000 R/T号のために製作したデータの魅力を、走り慣れた場所で楽しんで下さい。 ■ASM G.T WORKS GENROM(AP2)EngineMode10_Pos4 104,500円<税抜価格 95,000円> ・VTEC切り替え回転数 <高負荷> 設定:4,200rpm/復帰:4,000rpm <低負荷> 設定:5,200rpm/復帰:5,000rpm ・REVリミット9,000rpm ・速度リミッター変更済み ・VSAカット ・DBW調整 ・燃料出力空燃比 ・ノックセンシティビティ純正ECU同様 さて、ASMとSACLAMが想定していない<SARDスポーツ触媒>装着車だから、排気騒音値には注意が必要です。ECU書き換え後音量が大きかったので騒音測定した結論は「保安基準上の問題なし」ですが、予想通りの注意点がありました。<車両仕様> ・ASM G.T WORKS GENROM(AP2)EngineMode10_Pos4 ・ASMエキゾーストマニホールド ・ASM I.S.Designサイレンサーキット ・ASM ビッグスロットル+スペーサー ・無限 エアクリーナーBOX ・SARD スポーツ触媒 × 想定していません。 <計測方法> JASMA 日本自動車スポーツマフラー協会 によると、周波数補正をA特性・動特性をFASTに合わせた騒音計を、マフラー端から45度後方の同じ高さで距離0.5mに設置し、車両・測定マフラーとも十分に暖気した後、停車状態でニュートラルギア位置にして最高出力回転数の75%(*)の回転数までエンジンを回した状態を一定時間(一般的に5秒以上)保持し、急激にアクセルを離したときの最大音量値を測定します。 * AP1=6,225rpm、AP2=5,850rpm<計測結果> 右テール、小数点以下切り捨て。 1回目:96db (アクセルON 96.8db/アクセルOFF 95.6db) OK 2回目:95db (アクセルON 93.5db/アクセルOFF 95.1db) OK 3回目:93db (アクセルON 93.4db/アクセルOFF 92.9db) OK 4回目:95db (アクセルON 93.0db/アクセルOFF 95.6db) OK 4回連続計測して96db以下に収まりました。次に車検落ちたあるあるの6,200rpmで音量計測したところ、 5回目:99db (アクセルON 95.4db/アクセルOFF 99.3db) 音量オーバー 6回目:96db (アクセルON 96.5db/アクセルOFF 96.8db) OK 7回目:98db (アクセルON 97.9db/アクセルOFF 98.8db) 音量オーバー ・・・排気騒音値が跳ね上がりました。かなりシビアです。想定していないスポーツ触媒を装着しているから、同じエンジン回転数でも排気流量が増えているし、回転数オーバーだと排気流量は更に増えて当然です。ご覧いただいた正しく計測して保安基準内に収まった様子を、他の整備工場で車検を受ける時の参考にして下さい。 この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3874正確に把握しておきたい、近接排気騒音値の測定方法
ASMにハイパーレブ ホンダ S2000 No.9が50冊入荷しています。 ASM S2000タイムアタック車両を1号車からR/T号に変更したので、各ショップさんのチューニング内容が書かれた記事を興味深く読みました。ASMサイレンサーキットを手がけるSACLAM社、ASM S2000 R/T号のECUを手がけるG.T WORKSの記事も見逃せません。 ■HYPER REV HONDA S2000 No.8 2,200円 <税抜価格 2,000円> この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3873
2019‐2020年タイムアタックシーズンからREVSPEED筑波スーパーバトル参加車両を変更した理由のひとつが、ASM製品には街乗りだけでも本格的タイムアタックだけでもなく両方を高レベルにバランスできる基本性能と拡張性を証明することです。 サスペンションセッティングでは、F/R各700ポンド(12.5kg/mm)からF:900ポンド(16.1kg/mm)/R:1,000ポンド(17.9kg/mm)までバネレートが高くなったにも関わらず首都高でも快適で、加藤寛規選手からは『サーキット仕様のお客様向けにハイレートなセッティングをテストしましょう』と提案されたぐらいです。ECUについても同様で、ASM G.T WORKS GENROMをベースに本格的タイムアタックまで対応するリセッティングをしました。 既にやり切った感があるS2000向けECUですが、本格的タイムアタック仕様までは想定していなかったので、まずはG.TWORKS S2000(R/T仕様)で実験です。サーキット走行を想定してリタード制御をコントロールしながらハイカム側の点火時期を詰め、動力計でノッキング等を確認しながら出力空燃比に調整したEngine Mode11 Pos1,2,3(点火時期違い)をHSRやオートポリスに持ち込み実走データを取り、ASM S2000 R/T号がVSA付だからスイッチOFFで完全にVSAが切れるようにフラグを解析し対処します。 ASM S2000 11月筑波テストで加藤寛規選手から出た、『ファイナルをショートにする前にECU側で回転が落ち込んだ時の反応を良くできないか』との要望に応えて用意したのが、VTECの切り替え回転数と点火時期、AF、車速別にDBWを調整したEngine Mode11 Pos4です。加藤寛規選手の走行状態をテレメトリーシステムによりリアルタイムで確認しつつ、ドライバーが感じた良いフィーリングをデータロガー上で確認できました。 11月のSAサンシャイン神戸ASMフェア往復移動時に記録しGENROM Engine Mode11 Pos4の燃費は、4日間1,350km走行して11.9km/Lです。製品データMode10は、万が一粗悪ガソリンを入れてしまった場合に備えて、ノックセンサー感度を純正ECUデータ同様に戻しました。スイッチOFFすればVSAは全く介入しません。プラグ・コイル・インジェクター等きちんとメンテナンスされた車両なら、日常使用から本格的サーキットタイムアタックまで喜んでいただけることでしょう。12/21(土)から販売開始、12/25(水)までにご成約いただいた先着5名様はXmasセール価格です。 ■ASM G.T WORKS GENROM(AP2)EngineMode10_Pos4 104,500円<税抜価格 95,000円> ・VTEC切り替え回転数 <高負荷> 設定:4,200rpm/復帰:4,000rpm <低負荷> 設定:5,200rpm/復帰:5,000rpm ・REVリミット9,000rpm ・速度リミッター変更済み ・VSAカット ・DBW調整 ・燃料出力空燃比 ・ノックセンシティビティ純正ECU同様(=EngineMode10のこだわり) この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3872「ASMのS2000はすごい」と感じてもらうために、製品を作り続ける。
VIDEO ■Aドライバー:加藤寛規選手 ADVAN A052 1'03.481 (Sec.1 25.848 Sec.2 26.370 Sec.3 11.263 167.442km/h)VIDEO ■Bドライバー:寺崎源さん(G.T WORKS) ADVAN A052 1'04.920 (Sec.1 26.582 Sec.2 26.753 Sec.3 11.585 164.609km/h) この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3871ADVAN A050/A052 車載映像
12/10(火)、REVSPEED筑波スーパーバトル前日テスト。 九州大分G.T WORKS寺崎源さんも合流して、ASMからの要望を反映した新データ・GENROM ENGINE Mode11-Pos04_vsaに変更しました。加藤寛規選手と寺崎源さんがドライバーチェンジしながら翌日に向けた合わせ込みを行います。計測50周走行し、加藤寛規選手は今シーズン目標にしていた3秒台に突入して1分03秒849を記録、この日が初めての筑波だった寺崎源さんは1.3秒遅れの1分05秒153を記録したので、翌日の目標は1分2秒台と4秒台になりました。12/11(水)、2019 第30回 REVSPEED筑波スーパーバトル当日。 タイムアタックドライバーを16年連続担当する加藤寛規選手が、駆動系を暖機運転後にタイヤを装着したS2000で、朝の計測1周目に1年の全てをかけて臨みました。ここでASMチームがABS警告灯が点いていたことに気付かないままドライバーを送り出したせいで、計測1周目1コーナーに飛び込んでABS不動に気付き、後方から見ていた大井貴之さんは『やっちゃったなぁ』と思ったそうです。 加藤寛規選手のとっさの判断で辛うじて立て直してピットインできました。ニュータイヤA052に計測ゼロ周でフラットスポットが出来ています。状況を確認したところ、ジャッキアップ状態で駆動系暖機を行った後、本来であれば@キーOFF→ONしてA車速信号を入れるとリセットするのですが、@の行程を知らなかったのでエンジンをかけたままAを行い、メーターの陰に隠れてABS警告灯の点灯に気付きませんでした。 2ヒート目の最初は、加藤寛規選手が3本ニュータイヤ(ウォーマー使用)+1本中古タイヤ(ウォーマーなし)と言うチグハグな状態でタイムアタックし、ASM自己ベストを更新する1分03秒481と1分03秒668を記録したところで寺崎源さんにドライバーチェンジし、最終LAPで1分04秒920を記録して目標クリアしました。 シーズン前は1分4秒台が目標でしたが、10月富士と11月筑波たった2回のテストで1分3秒台で周回する速いS2000が完成し、今回が初めての筑波だったG.T WORKS寺崎源さんは、現役トップドライバーでホンダモータースポーツの将来を担う人材を育成しているインストラクターの加藤寛規選手とタイム差わずか1.4秒でした。寺崎源さんとしては今回の主役は加藤寛規選手であり、ドライバーではなくECUエンジニアとしてセッティング~トラブル対応まで大活躍だったので、2ヒート目無事に走れたところで燃え尽きたそうです。 今回はASM金山のチームマネジメント不足が原因で、加藤寛規選手や他の参加車両を危険な目に合わせたことや、万が一大事故に繋がっていたらチームスタッフの心にも大きな傷が残っただろうと考えると、目標クリアの嬉しさは吹き飛んで自分への腹立たしさと後悔と悔しさしかありません。 ■2019 30TH REVSPEED TSUKUBA SUPER BATTLE Aドライバー:加藤寛規選手 ADVAN A052 1'03.481 (Sec.1 25.848 Sec.2 26.370 Sec.3 11.263 167.442km/h) Bドライバー:寺崎源さん(G.T WORKS) ADVAN A052 1'04.920 (Sec.1 26.582 Sec.2 26.753 Sec.3 11.585 164.609km/h) チーフエンジニア兼メカニック:阿部(ASM) チーフメカニック:坂上(ASM) メカニック:鐘ヶ江さん(G.T WORKS) エンジンマネジメント:寺崎源さん(G.T WORKS) 総合プロデューサー:金山 2019-2020年タイムアタックシーズンは始まったばかりです。加藤寛規選手とレブスピード編集部の皆さんに相談して、2020年1月23日に開催される第31回REVSPEED筑波スーパーバトルに緊急参戦します。VIDEO VIDEO この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3870筑波スーパーバトル2014 〜 失敗しても謙虚になり、また挑戦しよう 〜
2003年からS2000での筑波タイムアタックにこだわり続けて17年、ASMは今年もREVSPEED筑波スーパーバトルに参戦します。改造無制限のオープンクラスではなく、ノーマルエンジン・ノーマルミッションを基本に、GTウィング・カナード・アンダーパネル等空力パーツやカーボンドア・エアコン撤去等極端な軽量化に頼らず、サスペンションセッティングで速さを追求した、筑波スーパーバトルのストリートクラスとAttack筑波のリアルチューニングクラス両方の車両規則に沿った新タイムアタック車両を製作しました。 12/10(火)の前日走行と12/11(水)8:40から始まる1ヒート目のドライバーはSRS-Fインストラクターを務めた加藤寛規選手が担当し、10:55から始まる2ヒート目と午後の3ヒート目は元D1ドライバー・G.T WORKS寺崎源さんが担当します。前日テストは午後ですが、天気予報は晴れになりました。 最低地上高90mmを確保して245/40-17のラジアルタイヤADVAN A052を履き、わずか2回の事前テストで作り上げた近接排気騒音値96db以下の完全合法S2000で、筑波1分3秒台を狙います。 ■2019 30TH REVSPEED TSUKUBA SUPER BATTLE 開催日時:2019.12.11(Wed.) 場所:筑波サーキット コース2000 エントリー名:ASM with G.T WORKS S2000(20番PIT・走行Cグループ) ドライバー:加藤寛規選手・寺崎源さん 持ちタイム:1分04秒55 この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3869GOODRIDE presents Attack Tsukuba 2019 セットアップデータ
東京都内からご来店です。12月に開催中のS2000 Xmasセール 2019 特典を利用して、以前からご検討されていたASM リヤタワーバーGTをお買い得に装着していただきました。お客様からのお問い合わせを数件いただいており、週明けにもご入金がある見込みです。数量限定特典なので、トップページのイベント案内をご覧下さい。 ■ASM リヤタワーバーGT 55,000円 <税抜価格 50,000円> 群馬県からご来店です。ベルト・ベアリングのリフレッシュを兼ねてTODA RACING/ASM 軽量プーリー5点セットを装着しました。初年度登録から1回もメンテナンスされていないS2000の場合、リフレッシュするつもりでベルト交換した時にベアリングのガタが判明する事例が多く見られます。トラブルが発生すると即不動車になりますので、年末年始のドライブを計画されているお客様は早め早めのリフレッシュを心がけましょう。 ■TODA RACING 軽量フロントプーリーKIT 64,900円 <税抜価格 59,000円> ■ASM オートテンショナー&アイドルプーリーキット 36,300円 <税抜価格 33,000円> 千葉県からご来店です。S2000 Xmasセール 2019特典を利用して、ASMフロントタワーバーGTとリヤタワーバーGTを装着しました。フロントタワーバーGTが企画された2003年当時、改修前の岡山国際サーキットを脇阪 薫一(わきさか しげかず)選手が走行したところ、ホームストレートエンド路面がうねっていたためブレーキングでストラットタワーが動いてハンドルが左右に取られ、足回りが暴れるような状況でした。その対策としてレースエンジニア・SUCCEEDSPORTS市川さんが製作したフロントタワーバーGTを装着したところ、精密な寸法とステアリングラック補強を兼ねた構造により、ブレーキング〜ターンインの挙動が安定したそうです。 ■ASM フロントタワーバーGT 59,400円 <税抜価格 54,000円> ■ASM リヤタワーバーGT 55,000円 <税抜価格 50,000円> この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3868シャープなターンイン、コーナーで軋まないボディ、お薦めリフレッシュメニュー
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