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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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4年前のAttack Tsukuba 2019で『引退』していたASM S2000 1号車でのタイムアタック活動を再開しました。@会社組織に14年ぶりの大変更があったこと、A過去2年で店舗人員が安定しなかったことへの対応に手間取り、当初想定より8か月遅れのシェイクダウンです。戸田レーシング・チャレンジ・サクシードスポーツ・ZF(Sachs)・HYPERCO・ZONE・AP Racingなど、16年前2007年に完成した車両とほぼ同じパッケージが、現代のタイムアタック業界でどこまで通用するのか、楽しみと不安が入り混じっています。



エンジン・ハブ・ドライブシャフト・プロペラシャフトのO/HやAP Racingブレーキキット新品交換などのメンテナンスリフレッシュだけではなく、ASM Ball Joint・ASM タイロッドエンド・ASM トーコントロールアームセット採用に伴うアライメントセッティング、Fluidampr Crank pulleyの採用、新型リヤウィングの採用、シャーシハーネスの新規製作やセンターフロアの不要箇所切除による軽量化など、ASM S2000 1号車を再生するのは予想をはるかに超える手間・時間・コストがかかりました。今回の再生作業に伴いEPSユニットが壊れる症状が再発して、シェイクダウンは電動パワステが作動していません。


1ヒート目は、走行して熱・振動が加わらないとブレーキキャリパーからエアが抜けなかったり、丁寧に保管していたつもりですがリチウムバッテリーSuper Bが放電してしまったり、シェイクダウンらしいトラブルが多発しましたが、2ヒート目・3ヒート目は筑波を想定した車高調整・リヤウィング角度調整をして、台風のような強風が吹く中で2015年3月富士テストで記録したタイムを大幅に上回る1分50秒1〜3をコンスタントに記録し、まずは順調に滑り出しました。次回は2/16(金)前日テスト→2/17(土)Attack筑波と言うぶっつけ本番予定ですが、雨とか電動パワステ問題とか激変した操縦特性の効果とか、テストで確認する課題は山積しています。

オーストラリアで開催されるワールドタイムアタックのことを良く知るGinza Garageの2人が、ASM Stadium Jacketを着てASM S2000 1号車がシェイクダウンする様子を見学していました。良く言えば少数精鋭、多分想像の1/4規模でこじんまりテストしているにも関わらず、発生するトラブルを淡々と乗り越えてテストメニューを消化する風景は、彼らの目にどんな風に映ったのでしょうか。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4427
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