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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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BMRSホース製作にご来店された時、FK8向けZFダンパーキットの試作品も納品されました。
Attack筑波2021でのテスト結果やASM S2000 REAL TUNING号のハンドリング性能向上の原動力になっているキャンバー調整機構やピロボールを採用して、TYPE Rよりワンランク上のサーキット性能を持ちながらも最新のレーシングダンパーと同じピストンを採用することで2WAYダンパーならではの調整幅を持ちつつ1WAYダンパーのようなシンプルな外観になっています。
データ・内部構造にはかなり自信があったのですが、前後共に問題箇所が多くてそのままタイムアタックできないのでノーマルダンパーに戻しました。筑波スーパーバトルが予想より1週間早く試作製品の完成が予定より1か月遅れると悪条件が重なったから、すごく残念ですが仕方ありません。
<取確内容>
◇フロント ・上側:固定用ステー干渉 前側と後ろ側 ・下側:ダンパー締結ボルト通らず ・キャンバー調整部:ボルト位置変更で対応 ・フルネガティブキャンバーでタイヤ干渉なし
◇リヤ ・アッパーマウントピロ作動角 ・減衰調整方法再検討 ・スプリングシートアッパー/ロアアジャスター当たり面再検討
ASM S2000 REAL TUNING号のリヤには、ASMコントロールアームセットの試作製品を装着しました。サブフレーム取付部のカムプレートをキャンセルしホイール側をピロボール化することで、カムプレート部やゴムブッシュ部に発生する遊びをなくしてアクセルON/OFFやコーナーリング時のふらつきを抑制します。
■ASM コントロールアームセット 93,500円 <税抜価格 85,000円>
* スーパーナウ社製 * ミネベアミツミ(NMB)製ピロボール採用 * 耐久性が高い硬質アルマイト仕上げ * 2022年3月発売開始予定
各部のピロボール化に合わせて、ピロ化していない部分をPOWERFLEXポリウレタンブッシュのブラックシリーズに変更しました。徹底的に性能を追求したサーキット専用やショップデモカーならフルピロボール化するのが正解かもしれませんが、無駄な動きをするデメリットと引き替えに前後方向の衝撃を吸収してくれるメリットを考慮して、硬度が高いブラックシリーズを選択しています。
■PowerFlex ブラックシリーズ フロントアッパーブッシュ ■PowerFlex ブラックシリーズ リアロア フロントブッシュ ■PowerFlex ブラックシリーズ リアロア リアブッシュ
F3ドライバーとしては加藤寛規監督(選手)の教え子でもあった2021年 TEAM Red Bull MUGEN Honda NSX-GT 16号車・大湯都史樹選手ですが、レブスピード筑波スーパーバトルでは本気でASM S2000 R/T号を運転する加藤寛規選手を超える気満々です。ギヤ比が合う/合わないの未検証を含めて、ADVAN A052 255/40-17に合わせたタイヤがダンロップから届きました。
■DUNLOP DIREZZA β02
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4198
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