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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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サクシードスポーツ訪問
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修理するついでにボディ製作のオーダーをいただいていたS2000のオーナーさんと一緒に、サクシードスポーツを訪問してきました。『補強コンセプトを市川さんと会って聞きたいから付き合って?』と言うことで、ASM−サクシードスポーツ−京都−SA浜松−ASM、一泊二日の旅です。

市川さんとしっかりコミュニケーションを取ってもらい、信頼できるエンジニアであることを納得してもらいました。大切な大切なS2000のボディに火を入れるのですから、エンジニアとしての腕前や知識は当然として、人間として尊敬できるかどうかが大切です。レースでの技術や速さはボクには分からないけど、オペラパフォーマンスのヤスキチさん、D-DREAMの渡辺さん、サクシードスポーツの市川さん、みんなそれぞれに違った魅力を持つ素晴らしい人だと思っています。

お店のカウンターで1時間程話し、その後工場内を見学させてもらいました。GT補強バーシリーズも夏に向けてドンドン製作してくれているようでしたが、ボクが事故に遭って危うく遺作として世の中に出ていなかったかもしれない、2010年型サブフレームを見ることができました。オープン5周年を迎える頃には正式に発売開始する予定ですが、まずはチラ見せ。最も効果的な左右を連結する補強バー部分をBOX形状にしてガセット補強する形状に変更、軽量化しつつ剛性を維持しました。その他もアーム取付部などを外から支えるプレートを追加してよりスムーズにサスペンションが作動する環境を整えました。

木村さん、もちろん予約1号ですよね?(笑)

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Band Copied Products.
愛車。
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元町に用事があるのでいつも通り歩いてお出かけ。空はサンサン・・・暑いな・・・。よしっ!まだまだ体調不完全だけど久しぶりにこれをこっそり運転しよっと。太陽の下の暑さも日陰の涼しい空気を感じるのも生きてる証拠。流れる風を感じながらお散歩だ。

・・・木村さん、上司殿、人事部殿、安心して。ボクの自転車で行って来るからっ!明日明後日は滋賀県のサクシードスポーツさんを訪問します。お客様のクルマのボディメイクをするんだけど、その詳細の打ち合わせが主な目的。その次の目的は生まれてはじめての京都祇園祭の雰囲気だけでも味わってみたいな。横浜はいよいよ梅雨明け間近です。今週末の日曜日は山下公園で花火大会があるので、レカロシート買ってくれたお客様はスタッフに声をかけて車を停めたまま見に行って下さいね。そうじゃないお客様は駐車料金代わりにSEVを2・3個買ってください。

来週末24(土)-25(日)の2日間はTOPページで案内しているSEVイベントです。ASMスタッフは何も聞かされていないし興味もないかもしれないけど、ボクが個人的にSEVの森田専務と話したくてイベント開催しました。12時〜17時ぐらいにいらっしゃる予定ですから、『○○フェアって雰囲気じゃなく、何となく話してみたいぞ』とお考えのお客様はその時間にお気軽に立ち寄って下さい。そしてお付き合い程度にSEVを買ってみて下さいね☆

この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1475#myu1475

白いサプライズ
Copen用SACLAMサイレンサーキット装着
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『SACLAM管が欲しいけど、ASMに在庫はありますか?』

こんな問い合わせをいただきました。買うか買わないか、製品選びの段階はとっくに終わっていて、後は買い場所を決めるだけの段階でのご相談でした。装着するに当たっての簡単な注意事項をスタッフが説明差し上げたところ、わざわざご来店いただけることになり本日取付作業を実施しました。

それにしてもCOPEN用、本当に綺麗に調律された音がします。Z33&34用のような分かりやすさはないのかもしれませんが、コペン乗りさんなら明確に分かる音質の変化だと思いますよ。ターボ車のマフラー交換にありがちなボーボー音が強調されることはありません。

■SACLAM COPEN SILENCER KIT 18000-DA1-K000 168,000円

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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1474#myu1474

世界中のS2000にI.S.Designサイレンサーキットを装着したい
オーバーホール作業中
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S2000のミッションオーバーホール作業中です。前期型S2000のシンクロに後期型の部品を使い、シフトフィールをより滑らかにします。ASMでは部品屋さんが扱うリビルトミッションやSpoon製のミッションをもちろんお薦めしていますが、最近内製でのオーバーホールを始めました。主な目的は先ほどのシンクロのように、オーナー様のニーズにより細かく対応するためと、「ノーマル下取り」ではなくお客様自身のミッションケースを継続して使い続けていただくのが目的です。もちろんミッションAssyで買って不具合があるわけではありません。オーナーさんの気持ちの問題だけです。もちろんAssy交換と比較すると預かり時間が長くなりますし価格もアップしますが、既存のメニューにするか自分のミッションケースを使うかをオーナーさん自身が選択できる環境を秋頃には整えておきます。

同時にサスペンションアーム類のリフレッシュ作業・ブレーキキャリパーOH・ZONEブレーキパッド交換もオーダーいただき作業中です。I.S.Design化された前後バンパー・サイレンサーキット・レカロシートに加えて今回のリフレッシュ作業で、オーナー様の満足度がさらに持続することでしょう。S2000のある自動車生活をこれからの楽しんでください。

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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1473#myu1473

DREXLER LSD再装着+ZONEブレーキパッド
初仕事。
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『ASMのブログを見てきましたっ!』

そう言ってお客さんが来てくれましたよと言われたら、とても嬉しく感じます。だって、お店の人にそう言っても話が通じない場面だってあるのに、そんなこと気にもせず言ってくれる勇気に対して「ありがとう」の気持ちが溢れてきますから。それがエピセ・アルペンジローみたいにスタッフの態度がとても丁寧なお店や、酔仙酒家やシシリヤやエリオットアベニューみたいに親しみやすいお店ならまだ理解できるけど・・・一見ハードボイルドな雰囲気が滲み出ているリベルテのマスター・神谷さんからそんな言葉を聞くと嬉しさを超えて感動すら覚えます。

お住まいの場所は秘密ですが黄色いS2000のオーナーさんでナンバーはもちろん『905』、ご夫婦で来店されたそうです。奥さんが何故わざわざリベルテに来たがったのか不思議がっていたところ、『ASMの金山さんお薦めの店だから、いつか来たかったんだよっ!』と話していたと聞きました。ありがとう、今度ASMに来てくれた時、ぜひ声をかけて下さいね。

話が逸れました。神谷さんから『メニューに使う写真を撮ってよ』と頼まれたので、昨日アシスタントの重岡さん、運転手の和尚さん、高松から見学に来た木村さんと一緒にリベルテに行ってきました。段取りとしては105mm+D700、24-70mm+D700、GR3の3台体制で撮影するつもりだったけど、アシスタント君がD700を持って来ていないと言う大失態。使わないならASMに置きっぱなしでいいんじゃないかな〜。その後食べるメンバーズが腹ペコで続々到着。撮影が終わった料理をお値打ち価格で楽しんでいました。

カメラは複数台レンズ違いであった方がいいな。店内窓際じゃなくて、お店の前(外)の日陰の下で撮れば良かった。GR3で撮影しているところをマスターに見られるのが恥ずかしいって思っていたけど、D700とは得意分野が違うからもっと積極的に使えばよかった。反省点だらけだけど、秋になったらもう1回、撮影にチャレンジさせてもらおっと。

■おいしいピザのお店 リベルテ

営業時間 17:00〜24:00 定休日 日曜
住所 横浜市神奈川区泉町14-6
TEL (045)321-3463

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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1472#myu1472

ハードボイルドにリベルテでKINGを囲む夕べ
SRE・HYPERCO
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今日、ダンパー屋のアネブル蘇武さん・HYPERCO大好き田中ミノルさんと電話で長々話しました。最初は軽く相談するぐらいのつもりだったけど、声を聞いた瞬間に『あ、ボクはこんなにこの人を心から信頼しているんだ・・・』と気付きました。趣味でクルマを楽しむのなら徹底して人に惚れ込んだ人が薦めるものを選ぶし、仕事で速く走らせるなら徹底して速さを追求する。当たり前のこと。でも目の前のお金が欲しくなってしまったら『大人の事情』でモノを選択することになりかねない。大好きなモノ作りでそんなことをするぐらいなら、ボクは大人になんかなりたくないです。もう38歳だけど(笑)。目の前のお金に目がくらまないサラリーマンって立場で本当に良かった〜。

電話で話した内容は単純。ASM S2000 3号車に装着しているASM SREダンパーキット 3WAYのリセッティングです。イメージで言うと、ASMを出発して首都高〜東名高速〜一般道を経由して富士スピードウェイに到着。そのままスポーツ走行をした後同じ道をASMまで自走して帰る。そのドライバーを、例えばミノルさんにお願いしようと考えています。当然アネブルのダンパーサービスカーも一緒に。何年も同じコンセプトで純粋なクルマ好き同士付き合ってきた仲間とクルマ作りできることが嬉しくて、ホント涙が出てくるよ。

昨日今日、尊敬しているモノ作り屋さんからお悩み相談を受けました。神でも仏でもなく、自分が作り出した製品に対する愛情と、その製品を愛してくれる人の満足の声や不満の声だけを聞いて、その人達のためにモノを生み出して行くことが大切なんだ。当たり前のことだけど、今ボクは本当にそう思いますよ。関係ないけど、ASM SREダンパーキットは100万円ではありません。2WAYで997,500円、3WAYで126万円です。一般的に100万円のダンパーと呼ばれているらしいです。先日ASMに来ていたG.T WORKS寺崎源さんが、『同じ仕組みとクオリティでダンパーを作ろうとした。販売価格は250万円クラスにしないと合わないから、むしろ安いんだよ』って言っていました。それが事実かどうかボクはダンパー製造メーカーじゃないから判断できませんが、寺崎源と言う人のモノ作りに対する熱い思いを信頼しているので、ボクの心は事実と受け止めました。

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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1471#myu1471

DREXLER LSD
空間作り
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今朝思い立って高松を出発し、夕方前に横浜に到着しました。ASM BLOGを隅々までチマチマ読んでいる人とASMファンの中では超有名な、3号車オーナーの木村さんがご来店です。今回はサスペンションのお悩み相談(謎)と以前から相談されていたオーディオ一式の作業が主な目的ですが、本当のところはヨコハマライフと暇つぶしでしょう。

オーディオに関してはS2000ですからありがちなシステムやボードを組んで大きな音を出すことはありません。また、10万円20万円かけたらサーキットで0.5秒速くないと意味がないと言う人は興味なくて当たり前。ボク本来の『本籍はストリート』と言う考え方が立ち位置のクルマ作りのお話です。S2000が大好きで日常的に乗りたいオーナーさんなら少しでも快適なドライブ空間を手に入れたいと考えるのが当たり前でしょう。今回はその辺を肉付けするメニューを提案しました。

現状パイオニアのナビゲーションが装着されていますが、そのハードディスク機能を生かすためにヘッドユニットをパイオニア製に変更、4チャンネルのアンプをフロントのツィーターとミッドレンジスピーカーで使ってフロント定位をキチンと作り、純正では音を耳に届かせる目的で追加されているロールバースピーカーをあえて取り外します。その他、純正オーディオコントローラーによって社外デッキを操作できるようにするので、一見今までと比較するとデッキが変わっただけなのに、iPod接続ができることもHDDナビに取り込んだCDが高音質で聴けることも可能で利便性は今まで通りと言うS2000オーナーが思い描く理想のオーディオ空間を提案しました。大体の作業は今日済ませましたが、後は細かいチューニングが残っています。完成した後、木村さんの感想を聞くのがとても楽しみです。

タイムアタックに特化した1号車じゃあるまいし施工することでコンマ何秒速くしようとは全く思わないけど、ボクもS2000が大好きな人間ですから本質を犠牲にしてまでオーディオを楽しみたいわけではありません。だから今回提案したメニューは重量増を最小限に抑えたもので、内蔵アンプやキャパシターの性能にこだわって選定しています。システム提案〜施工は松島が担当しました。

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1960年代のヨコハマを感じてきました
momo prototipo
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S2000 3号車のステアリングを交換しました。1号車や2号車ならとにかく操作性を第一優先して機材を使って完全なセンター出ししたステアリングを選択していましたが、街乗りが大前提の3号車は少し着眼点が異なります。選んだのは同じmomoのステアリングでバックスキンではなくスタンダードな本革モデルのprototipo、往年のフェラーリをイメージさせるクラシカルな雰囲気を持ち合わせたステアリングです。

一般的にステアリング交換と言うと、スポーティー感を向上させるドレスアップ的な要素が大きいのが現実です。ここ10年ぐらいでエアバッグが当然と言う時代になって以降はその傾向が顕著で、余程のクルマ好きじゃない限り、以前のように普通に交換する文化はなくなりつつあります。ASM S2000 3号車のステアリングも次のステップと考えていた要素ですが、ボク不在の間にオーナーさんがNSX-R(NA1)純正momoを購入して交換してくれていました。普通にmomo corseではなく純正品を選択したところは『さすが』と言いますが、インテリアメイクの重要な部分ですから誰もが一目見て分かるありがちな選択だとつまらない。ステアリング交換に興味がないオーナーさんが3号車を見て、

『おっ!スポーツカーらしさがいっぱいのインテリアだな。』

って感じてくれたらいいな。ホーンボタンはNSX-R純正、ステアリングボスは車検対応の規格をクリアしたアルミ削り出し+カーボンプリプレグ材のASM製を組み合わせています。

■momo prototipo  26,250円
■ASM ステアリングボス  36,750円

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ASM Steering Bossの人気上昇中
TODA RACING島田エンジニアの憂鬱
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ASM発で人気に火がついたTODA RACING製軽量プーリーキット。今や全国のチューニングショップさんからのオーダーがたくさん来ているそうです。ボクが何故戸田レーシング製にこだわるのか?理由は圧倒的に高い『信頼感』に他なりません。高温にさらされつつ超高回転が特長のF20Cエンジンの根幹とも言える部分だからこそ、それを重視して当然でしょう。以前も書きましたが、素材に超々ジュラルミンを採用して硬質アルマイト処理をすることで、摩擦によって徐々にプーリーを削りベルトの緩みを起こす可能性を最小限に抑えています。お客様の車に装着する時に『これなら安心できる』と自信を持ってお薦めできるのを分かっていただけますか?ただ、実際に購入を検討されるオーナーさんからよく聞いた台詞がありました。

『何故他社製は5点プーリーキットなのに、ASMが薦める戸田レーシング製は3点なのですか?軽量化でもコストパフォーマンスでも他社製の方が良くないですか?』

質問に対する答えは素材の違い・表面処理の違いが主ですが、プーリー2点に関しては戸田レーシングさんの判断に因るところです。理由は簡単。新製品案内の記事で書くことじゃないのかもてすが、トラブルを回避するためでした。軽量プーリーに交換することで得られる最大のメリットのレスポンス向上は、戸田レーシング製品でほぼ達成できています。追加の2点で明確に得られるメリットは軽量化のみ、後はレスポンスが確かに若干向上する程度でしょう。逆にデメリットは大きなものです。この部分は外周がスチール・回転する中心部がベアリングになっていますが、安易に素材を変更するとタイミングベルトの緩み→断裂と言う大きなトラブルにつながります。

構造と素材の特性を理解すれば誰でも分かることですが、スチールをアルミに置き換えることで熱膨張率が変わります。製作時の温度で純正と同じクリアランスで組み付けを行うと、高温時にベアリングアウターケースとの間にガタが生じます。だからと言ってクリアランスを狭くしすぎると、ベアリングのスムーズな動きを阻害することになることは明らかでしょう。『1レース持てばいい』と言う感覚ではなく、大切なエンジンを安心して使い続けることを前提に、組み付け寸法違いのプーリーを12種類制作して、冷間時と温間時のクリアランスを入念にチェック、最終的なスペックを決定しました。

今は3号車に装着していますが、近日中に取り外して1号車に移設します。さらに280gの軽量化、ラジアル+NAの組み合わせのまま富士1分54秒切り・筑波1分切りのため、小さいけど確実な一歩になること間違いありません。初期ロット10台の内4台分は既に売約済みとなっています。会社として『NO』と結論付けた製品を、ASM×TODAと言う2倍重みのある名前で作る羽目になった島田さんの憂鬱の結晶です。

■ASM オートテンショナー&アイドルプーリーキット  34,650円

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手に入れたいのは、信頼に裏付けられたパワーとレスポンス
H&R×2
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路面のフラットなサーキットだけじゃなくて、第三京浜の路面のうねりに代表されるような場面でのトラクション抜けを改善しようと、オーナーさんなりに出した結論を試すことになりました。論より証拠です。色々なシチュエーションが連続して重なって起きるので絶対的な正解はありません。今この世に存在するツールとそれらを生かすたくさんの考え方(理論)を組み合わせて自分の好みに仕上げていくことが、クルマを趣味にする人の醍醐味でしょう。


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オーナーさんの運転で首都高や一般道で動作確認したところ、良くも悪くも予想通りで一安心です。個人的な好みを言えばHYPERCOのシングルが正解だと感じました。しばらくの間サーキットを含めて色々な場面で仕様変更し、行く方向性が分からなくなった時に田中ミノル師匠に熱く語ってもらいましょう。


それにしても圧巻だったのはディフューザー効果です。フロント・センター・リヤの3点セットを既に装着いただいていますが、助手席に乗っていて1番はっきり分かるのはリヤでした。3点ともダウンフォースは感じられるのですが、リヤに関しては車内騒音が静かに感じられます。マフラー篭り音と思っていたものが実は床下に溜まった空気の音だったりするんですよ。静粛性が高い大型サルーンで床下を整流すると、車内騒音値が数デシベル下がったりしたこともあるとのことですから、S2000でも効果があることに間違いありません。


このことはオーナーさん自身もはっきりと認識されていました。「S2000はとにかくタイム、そしてスポーツ性能が大切。」それは確かに分かりやすい評価軸ではありますが、本当に車を楽しむために必要な要素ってそれだけでしょうか?


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Sachs Race Engineering・SACHS R&D訪問


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