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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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ファイナル変更 2020/12/17(Thu) 15:06:33
201217_s2000_asmyokohama_.jpg


12/22(火)REVSPEED鈴鹿サーキット走行会に向けて、ASM S2000 R/T号のファイナルギヤを4.4から純正ギヤ比4.1に交換しました。以前使用していた中古ファイナルを使用しましたが、適正な歯当たりで使用しているので何の問題もなくスムーズに作業完了です。


201217_s2000_asmyokohama_drexler.jpg


純正ディスタンスピースを使用して組付けたデフは定期的な歯当たり調整が必要ですが、ノーメンテで使い続けると異音が発生し、ファイナルギヤ表面が既に削れて100点のセッティングになりません。ASMディスタンスカラーを使用すれば歯当たり変化は最小限で済むし、新品ファイナルギヤの消耗も適正化します。S2000純正デフであってもO/H履歴が分からない場合は、メンテナンスと今後のロングライフ化のためにASMでデフ関連リフレッシュをご検討になってはいかがでしょうか。


ASM ディスタンスカラー
ASM ファイナルギヤセット


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4062


2020 第32回 筑波スーパーバトル 2020/12/03(Thu) 18:21:10
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筑波スーパーバトルにS2000 R/T号で参戦し、目標タイムの1分2秒台を記録しました。


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今シーズンのシェイクダウンは筑波スーパーバトルの前日走と言う過去最高のギリギリスケジュールでしたが、基本的に完成された車両の性能を引き出して走るFIA-GT4のような車両でのタイムアタックだと考えれば、トップクラスのセットアップ能力がある加藤寛規選手を擁するASMなら可能です。全て1年前からの予定通りで、Covid-19の影響は一切ありません。


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9:00スタートの1本目はセミウェットだったので中古タイヤを履いて路面コンディションを確認しながら周回を重ね、最終ラップで3秒フラットを記録しました。ニュータイヤに履き替えた11:10スタートの2ヒート目にタイムアタックして、1分02秒551と1分02秒802を記録しました。日本中ほとんどの人にとっては『だから?』と言う数字かもしれませんが、ノーマルエンジン・ノーマルミッション、GTウィングなし、車高・ホイール突出・排気騒音値など完全保安基準適合S2000による2秒台での連続タイムアタックは、筑波サーキットを走り込んでいるタイムアタッカーの皆さん達や違法改造車で公道走行している人達の目に、どう見えるのでしょうか。


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以下4点が昨シーズンとのタイム差の要因です。

(1)4.4ファイナル+ASM G.T WORKS GENROMの9,000rpmレブで、コースにギヤが合ったこと。
(2)加藤寛規選手の指定バネレート前23.2kgf/mm・後25.0kgf/mmにして、車体の動きを抑えたこと。
(3)ドライバーより前を7Kg軽量化してC/Wを改善し、全域でアンダーステアを軽減したこと。
(4)セットアップを担当した阿部の考えでリア側トゥを減らして、最高速度が2km/h向上したこと。


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予想以上の好タイムでしたが、いくつかの反省点の中にタイムアップの可能性もありました。1分02秒551を記録した後2回目のタイムアタック時にベストタイムを更新できなかった原因です。気温・路面温度ともに8〜9℃と言うコンディションの影響もあり、走行中に右フロント内圧が下がってタイムに悪影響が出たので、今後は前後輪の温度・内圧管理に加えて前左右輪それぞれを個別管理する必要があります。


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さらに重要だったのは、1ヘア脱出時とダントップ通過後〜2ヘア進入で左リアタイヤが空転していた原因です。スタビライザーをソフトに変更したりプリロードをかけても解決できずチームの誰もが『純正ボディの限界』と結論付けていた中、大ベテランメカニック坂上の『静的な車高数値ではなく、実際のコーナーウェイトに合わせた1号車と同じ手法でセットアップするべきではないか』との意見に従い、右フロント車高を4mm高くしてテストしました。結果は◎で見事解決です。

◇セットアップ
<車高>
(左前)94mm (右前)95mm
(左後)110mm (右後)112mm
<コーナーウェイト> 1,230.5s(前50.43:後49.57)
(左前)333.5kg (右前)287.0kg
(左後)281.0kg (右後)329.5kg *左右差48.5Kg

◇セットダウン
<車高>
(左前)91mm (右前)95mm
(左後)107mm (右後)111mm
<コーナーウェイト> 1,230.0s(前50.08:後49.92)
(左前)316.0kg (右前)300.5kg
(左後)295.5kg (右後)318.0kg

セットダウンでの数値を見ると右フロント車高を上げたことで左リアが下がり、左リア荷重が増して左右輪のコーナーウェイト差が減少しています。空転しながらも車は前に進んでいたからタイム短縮に繋がるかどうか微妙ですが、12/22(火)REVSPEED鈴鹿サーキット走行会に向けて原因特定できました。


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エンジニアリングを担当する阿部の知識と、1号車で多くの修羅場を乗り越えてきた大ベテランメカニック坂上の経験と、絶対的判断基準の加藤寛規選手からのフィードバックを組み合わせて、ノーマルエンジン/ノーマルミッション・GTウィングなし・完全保安基準適合を満たした正真正銘のリアルチューニング号で、更なる速さ=筑波1秒台を目指します。




■2020 第32回 筑波スーパーバトル

ドライバー:加藤寛規選手
ADVAN A052 1'02.551 (Sec.1 25.591 Sec.2 25.679 Sec.3 11.081 169.758km/h)

チーフエンジニア兼メカニック:阿部(ASM)
メカニック:坂上(ASM)

総合プロデューサー:金山


この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4050


REVSPEED筑波スーパーバトル 2020年12月 セットアップデータ 2020/12/01(Tue) 17:00:16
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12/3(水)REVSPEED筑波スーパーバトルに向けてセットアップを完了しました。


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シートは、RS-G ASM LIMITED Ruby+ウルトラローポジションベースフレームを選択しました。

RECARO RS-G ASM LIMITED Ruby


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ASMサイレンサーキットを、重量7.6Kg特注フルチタン仕様から製品版14.2Kgステンレス仕様に変更しました。目的は特注フルチタン仕様+スポーツ触媒の組み合わせでは近接排気騒音値がギリギリになるため、保安基準適合のストリートクラス車両規則に完全適合させるための仕様変更です。

ASM I.S.Designサイレンサーキット


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A PIT オートバックス東雲の検査員からのアドバイスに従い、前フェンダーにASMフェンダーアーチモールを追加装着しました。長距離出張セッティングでもタイムアタックセッティングでも保安基準に適合しなければレギュレーション違反です。たまたま車検に通ったから合法ではありません。

ASM I.S.Designフェンダーアーチモール


【セットアップシート】 REVSPEED筑波スーパーバトル 2020年12月

<デフ> ASM DREXLER LSD 標準ランプ角 ON:50°/OFF:40°

<ダンパー> ASM ZFダンパー3WAY
Fr. Rebound +90°
Fr. Bump Hi +2
Fr. Bump Low 全閉-7ノッチ

Rr. Rebound +90°
Rr. Bump Hi +3
Rr. Bump Low 全閉-7ノッチ


<スプリング> HYPERCO(パーチェ前後共1個ずつ使用)
前:レート=1,300ポンド(23.2kgf/mm)レングス=6インチ(152.4mm)
後:レート=1,400ポンド(25.0kgf/mm)レングス=6インチ(152.4mm)


<スタビライザー>
前:Type-S 純正
後:ASM


<車高> ジャッキアップポイント計測値
(左前)94mm (右前)95mm
(左後)110mm (右後)112mm


<コーナーウェイト> ADVAN RS2+ADVAN A052 245/40-17 GAS
◇ Dr. OUT 1,230.5s(前50.43:後49.57)
(左前)333.5kg (右前)287.0kg
(左後)281.0kg (右後)329.5kg

◇ Dr. ON 1,288.0s(前49.73:後50.27)
(左前)333.5kg (右前)305.5kg
(左後)293.0kg (右後)354.5kg


<ブレーキパッド> dbaブレーキローター・純正ブレーキキャリパー
前:ZONE 10F TT仕様
後:ZONE 10F


<ファイナルギヤ> 4.4


<オイル>
(エンジン)BILLION OILS 10W-40
(ミッション)BILLION OILS MT520
(デフ)BILLION OILS FR-780
(ブレーキフルード)ZONE ZF-031
(クラッチフルード)ZONE ZF-031


<タイヤ>
ADVAN A052 245/40-17(新品)


<ホイール>
ADVAN RS2  17インチ 9J+63


<アライメント>
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#セットアップ

12/2(水)前日走でのテスト結果が楽しみです。

この記事のURL
https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4048

REVSPEED誌取材 2020/11/26(Thu) 16:58:16
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朝から午後にかけて、REVSPEEDさんに取材をしていただきました。来週12/3(木)筑波スーパーバトルにエントリーしたASM S2000 Real Tuning号とFK8 CIVIC TYPE R向けASM Aero Bonnetの紹介の他、ASMのことを出店前から現在まで質問にお答えしましたが、時間軸が幅広い話になってしまうのでどんな誌面になるのか、楽しみにしています。


夕方、今週末富士でS-GT最終戦に臨む加藤寛規選手がご来店になりました。

(1)「ASM S2000 R/T号のシート合わせ

RECARO RS-G ASM LIMITED Ruby+RECARO ウルトラローポジションベースフレームの組み合わせに座ってポジションチェックしました。お客様車両で到着しているポジションと同じASM推奨ポジションです。


(2)昨シーズンからの車両変更点について

重いType-S純正フロントバンパーを外して軽量なASM CFRP製フロントバンパーに変更して予想5Kg軽量化しました。カーボンダッシュボードに変更して確か3Kg軽量化しました。『何も変えていませんが軽量化は裏切らないので、2秒台を目指しましょう!』と目標タイムを確認です。


シェイクダウンは12/2(水)の前日走です。コロナの影響によりレースカレンダーが全面変更されたためASM S2000のテストをする時間がなかったのですが、2月に開催されたAttack筑波2020の前夜ミーティング時点で、「来シーズンのシェイクダウンは筑波スーパーバトル前日走だからよろしく」と言っていたので全く問題ありません。ノーマルエンジン&ノーマルミッション・GTウィング禁止・完全保安基準適合車でどこまで速くなるのか、1人のS2000好きとしてワクワクが止まりません。


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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4043

軽量化 2020−2021 2020/11/19(Thu) 12:42:39
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12/3(木)に開催されるREVSPEED筑波スーパーバトルに向けて、ASM S2000 Real Tuning号にASMカーボンダッシュボードを装着しました。一般公道で街乗りする車両なので、前内窓にエアコン風が当たるように通気口を追加した他、オーディオ部分は切除して純正オーディオリッドを機能させています。筑波スーパーバトルには間に合いませんが、2/20開催予定のAttack 2021 Tsukuba Championshipに艶消しクリア塗装が間に合うようにしました。

ASM カーボンダッシュボード


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ドライバーの前にあるダッシュボードと同様に、オーバーハング部にあるフロントバンパーの軽量化も運動性能向上に効果的です。今までのType-S純正から、ASM I.S.Designフロントエアロバンパー(CFRP)に変更しました。ASMのクリア塗装は、CFRP製純正部品の塗装を担当するチャレンヂ社に依頼しています。

ASM I.S.Designフロントエアロバンパー04(CFRP)


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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=4040


ASM Adjustable Stabilizer <Prototype> 2020/06/24(Wed) 13:06:39
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ASM S2000 リアルチューニング号に使用する調整式スタビライザーの試作品が届きました。設計・製造を担当するのは、ASMフロア補強バーとオイルキャッチタンクと同じCUSCO社です。Attack筑波2020終了後3月初旬、CUSCO長瀬社長にOEM製作を相談しました。スタビライザーは着けたから良い/悪い部品ではありませんが、筑波サーキットのタイムアタックと九州ASMフェアへの往復2,000km移動を両立したセッティングに欠かせないパーツです。


■ ASM Adjustable Stabilizer 仕様検討中

<仕様>
・中空Φ32 (AP2標準グレード中空Φ26.5 純正比172%)を基準に2段調整式


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https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3978


Fluidampr Crank pulley 2020/05/01(Fri) 11:03:56
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4月中旬、米国フルーダンパー社製クランクプーリーが入荷しました。この製品の検討を始めたのは、Attack筑波2020を終えた3月からです。ASM Cluch Kit Assyのフライホイールで慣性マスを考慮した軽量化の重要性と効果の傾向が分かってきたので、今までは純正をベースに軽量化しか選択肢がなかったクランクプーリーの<重量増>に関心を持ちました。重量増しても回転軸の中心付近だから走行中に体感することはなく、Fluidamprクランクプーリーの内蔵オイル&リングの共振で出力損失の原因となるエンジン振動を軽減し、エンジンの吹け上がりがスムーズになる製品です。

純正クランクプーリーには同様に振動を吸収することが目的と考えられるゴムが付いていますが、経年劣化で硬化して機能を果たさないだけではなく、プーリーが裂開する事例がASMのお客様車両でも発生しました。リフレッシュを兼ねて交換すれば、そうしたトラブルを半永久的に気にしなくて済むメンテナンスフリー性が手に入ることも魅力と言えるでしょう。


■Fluidampr Crank pulley  99,550円 <税抜価格 90,500円>

 ・F20C/F22C共通
 ・初期ロット10セット
 ・2020年7月発売開始 <予約受付中>
 ・重量 2.62kg(純正 1.98kg):実測値
 ・60,000psi引張強度保持特殊炭素銅(超合金)
 ・ホンダ純正ツール対応
 ・必要パーツ:クランクボルト、オイルシール


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ASM S2000 R/T号に装着しました。アイドリング領域からエンジン振動が軽減して滑らかになり、アクセルを数回軽く踏み込むと今まで当たり前と考えていたブルブル感がなくなり、F22Cエンジンがファンファン・・とフルバランス取りしたエンジンのようにレスポンス良く吹け上がりました。構造から判断できる長所・モータースポーツ現場での実績共に問題ありません。戸田レーシング社と相談して、組み合わせるためのウォーターポンプスーリーと純正部品が廃番になった純正同径オルタネータープーリー(黒アルマイト)と強化ベルトセットを製品化します。


■ASM オルタネーター&ウォーターポンププーリーキット  37,400円 <税抜価格 34,000円>

 ・F20C/F22C共通
 ・初期ロット10セット
 ・2020年7月発売開始 <予約受付中>
 ・A7075材硬質黒アルマイト
 ・耐久性が高い強化ベルト付属


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