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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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ステー類の追加加工を行いました。1箇所300gとか数字は小さいですが、それが積み重なって1kgの軽量化になっています。ラジエターシュラウドはアルミ板から4プライ厚のドライカーボン製に変更、810gから430gとなり380g軽量化できました。ひとつひとつは小さな数字ですが、NAエンジン+RE-11と言う限られた性能を最大限に引き出すため、もっとも効果的なのが軽量化です。
今後も軽量化作業は継続しますが、メインフレームの肉抜きだけはやるつもりがありません。1ユーザーとして超えたくない一線なんですよ。現状から何も失わず軽量化するため、フロントバンパー・フェンダー・ボンネットを、通常のカーボンプリプレグ製から2号車や3号車と同じ高強度特注MR仕様に変更することも検討しています。
We re-do the stays which for each weight about 300g and the number is small but these small numbers will add up to 1kg. For the radiator shroud has been changed from a aluminum plate to a carbon material which had 810g now to 430g reducing by 380g. Each of them a reduced slightly but for a NA engine with the RE-11, to bring out its actual performance is reducing weight is the most effective way.
We will keep reducing weight but we have no intention of making holes to the main frame to reduce weight, as a user this is one line I do not want to cross. To reduce weight without loosing its performance, we are also thinking of changing the front bumper and front fender from the normal carbon to enhance carbon like car no.2 and no.3.
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1387#myu1387
軽量プーリー
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S2000 1号車軽量化のためカーボンダッシュボードを装着します。表面はUVカットつや消しクリア塗装を施してあり、ドライカーボンらしい質感を表現しました。アルカンターラ貼りノーマルダッシュボード6.3kgに対して1.7kg(塗装込み実測)となり、4.6kgの軽量化につながりました。フロント各部の小さなステーの肉抜き作業を合わせると約5.3kg、筑波スーパーバトル時から軽量化したことになります。
この製品はASMにしては珍しく、簡単に装着することができません。とにかく加工の連続です。あちこちカットが必要だしメーター類を固定するステーもひとつずつ位置出しして追加していく必要があります。そもそもASM筑波スペシャル2004で使用するために企画したタイムアタック専用部品なので、普通に装着するためのコストは一切かけてない製品なんです。今回も1号車のダッシュ貫通ロールケージに合わせたカット、無限マルチビジョンメーターを固定する作業、センターコンソール部分の形状変更、止め穴の追加や位置出しなど、既に丸1日装着時間がかかっています。でも、そこまでの苦労をしてでも、ドライバーより前方部分の軽量化のメリットには代えることができません。
■ASM カーボンダッシュボード 283,500円
To reduce the weight of our S2000 car no.1, we are going to install the carbon dash board. For the surface finish have done the UV cut matte clear paint job which brings out the texture of the carbon. Compared to the normal dash board with the Alcantara we had which had the weight of 6.3kg, with the carbon only has 1.7kg with the paint on it. We manage to reduce 4.6kg with this. Including the small things we did with the stays we did for the front, in total we manage to reduce 5.3kg in total after the Tsukuba Super Battle.
This product is very rare even for ASM and it isn’t easy to install. You cannot just swap the parts for it and you have to cut and past each stay for the correct position. it was design specially to install for our ASM Tsukuba Special back in 2004 so, we did not spend extra cost to be able to install in any car. We also had to cut the dash board to match the roll cage which we have in car no.1. Installing the MUGEN multi vision meter and re-doing the center console and many more. It took the whole day but we really wanted to reduce the weight for the front part of the car which will make a big difference.
■ASM Carbon Dash Board 283,500 Yen
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ラジアルでもNA最速
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年に1度開催されるチューニングカーの祭典、REVSPEED筑波スーパーバトル2009に参加してきました。エントリーしたのはいつものOPEN/NAクラス、Sタイヤが装着されていれば改造無制限となるチューニングカーの醍醐味を味わえるクラスです。ただ、OPEN/TURBOクラスも含め年々エントリー台数が減少し、逆にラジアルタイヤを装着したSTREETクラスが盛り上がるようになってきました。ASMには2台のS2000があるのですが、今までエントリーしてきた2号車(ASM筑波スペシャル)での参加を今年から止めて、1号車(ラジアルタイヤ装着)でアタックすることにしました。
STREETクラスのレギュレーションに合わせて車を作れば良かったのでしょうが、とりあえずNA+ラジアルタイヤでどこまでいけるかと言うことに拘りたかったので、OPEN/NAクラスにRE-11を履いてエントリーです。NOB谷口選手、山野哲也選手からは口を揃えて「何でそんなハンデを自分から負うの??」と不思議がられましたが、たいした台数がいないのでクラス優勝とか一切興味がなくて、ラジアルタイヤを履いて1分の壁にどこまで近づけるか、それだけが目標です。
先週富士で1分57秒18を記録した時点である程度のポテンシャルを持っていることは予測できましたが、今回更なる軽量化と触媒レス化によるECUリセッティングにより総合性能をアップさせ、朝1本目、USEDのRE-11でいきなり1分01秒587をマークしました。トップスピードは181.178km/h、Sec.3は11秒を切って10秒943を記録、高速コーナーセクションでの速さは2号車の流れを汲む空力とサスペンション性能の証です。その後は気温や湿度の上昇に伴い最高速はみるみる低下したのですが、車高変化による操縦性の確認や空力パーツの機能チェックなど、短時間ですがとても内容が濃いテストをすることができたと思います。
今回の結果は数字を見れば出来過ぎと言えます。ラジアルタイヤのNAエンジンS2000が1秒台半ばに入るとは正直思っていませんでした。しかも、12月以降たった2回のテストでまだまだ煮詰め不足の中でのタイムですから、加藤寛規選手も坂上さんも驚きを隠せません。この大幅なポテンシャルアップの原動力は軽量化と空力性能にあったことは明白です。軽量化についてはまだまだ手を入れる要素はたくさん残っていますし、空力に関しても機能のテストは大きなヒントになりました。今シーズンあと1回ぐらい富士を走って、ラジアルタイヤ(RE-11)で1分55秒台を狙い、NA+ラジアルタイヤで筑波1分切りを目指します。
1'01"587 最高速181.178km/h BS POTENZA RE-11 265/35-18
■REVSPEED筑波スーパーバトル2009
ドライバー:加藤寛規選手 チーフエンジニア:坂上(ASM) チーフメカニック:大木(ASM) メカニック:丸田(ASM) エンジンマネジメント:矢野さん(TODA RACING)
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世界中に喧嘩を売る男、その名はHITMAN☆2008
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12/8(火)の筑波テスト、12/9(水)のレブアタックに向けて最後の調整を行っています。前回の富士テストを終えて、軽量化とリヤウィングの絶大な効果で1分57秒18までタイムアップしたASM S2000 1号車をさらにバージョンアップ、まずは筑波2000で1秒台突入を狙います。
軽量化では、純正触媒をTODA RACING触媒アダプターに入れ替えて2.8kgダウン、フロントレインフォースの肉抜きで1.1kgダウン、二次エアシステムの撤去、オイルキャッチタンクをよりコンパクトなASMストリートキャッチタンクに変更、アンテナベース撤去、ウォッシャーノズル撤去など、細かな項目の積み重ねで約8kg落とすことに成功しました。また、軽量化だけではなく、バッテリーを助手席スペースに移設して重心を低く、中心に寄せるようにしています。空力面では、フロントリップスポイラーとフロントディフューザーにバーティカルフィン追加、フロントフェンダーとボンネットのダクトにバーティカルフィン追加、インナーフェンダーに排気ダクト追加など、それぞれのパーツがより機能するように改良を加えています。
その他、ZONEブレーキパッド新品交換(F:10F/R:12D)、フレッシュタイヤを入れてのアライメント調整(BS POTENZA RE-11 265/35-18)、ゼッケンベースなどのカラーリング施工を行いました。タイヤに関しては削ってタイムを狙うことも考えましたが、1号車の性格を考慮してできる限り再現が容易な状態でタイムを出したいので、今回は「どこのタイヤを履くと○秒速い」「タイヤを削って走れば○秒速い」と言う要素は省き、普通に市販しているRE-11でどこまで行けるかに挑戦します。今まで冬場の筑波を本気でタイムアタックしたことが1度もない1号車がどれぐらいの時計を記録するのか、1人のS2000ファンとしてとても楽しみです。
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ASM S2000 1号車、2009年2月富士テスト
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昨日は富士スポーツ走行で1号車のテストをしてきました。ボクは本社と横浜で終日会議&打ち合わせ。とても残念だけど、昨日のミーティングはとても大切な内容だったから有意義だし、テストは加藤寛規選手と信頼しているスタッフがやっているのでお任せして、途中に入る経過報告電話を楽しみに待ちながら過ごしました。ずっと取り組んできた軽量化ですが、1,159kgから59.5kg軽量化して1,099.5kgとなりました。とりあえず目標クリアです。
■1本目・晴れ・外気温13度・路面温度10度・ドライ
計測1周目で2分を切り1分59秒24。今までの最速タイムをあっさり更新しました。そこですぐ赤旗中断。路面コンディションが一気に悪化した中で再スタート。58秒を通り越して1分57秒81を記録して走行終了しました。12LAP。加藤寛規選手のコメントは軽量化と新型リヤウィングに対する高評価に終始しています。
とにかくリヤの安定感が高くなった。ブレーキング時のリヤスタビリティが良い。逆に低速コーナーではリヤが出やすい。アクセルONでフロントが軽くなる。空力バランスが大きく変化してリヤが強過ぎるが、ラジアルでアタックするならこれぐらいのダウンフォースが欲しい。低速と高速での特性の差を小さくしたい。リヤ側ダウンフォースを弱めるのではなく、リヤに合わせてフロントを強くしていく方向でセットしたい。
■2本目
加藤寛規選手のコメントを基に、調整式スタビライザーのフロント側レートを変更しました。その効果が出て計測1周目でタイム更新、1分57秒76を記録。その後も57秒台でコンスタントに周回を重ねます。途中車高調整やリヤウィング角の変更をして15LAP走行し終了。
■3本目・晴れ・外気温16度・路面温度19度・ドライ
フロントのプリロードとキャンバーを変更、エンジンの二次エアシステムをカットして走行開始。この日のベストタイム1分57秒18を記録。この日のテストメニュー消化したため10LAPで走行終了。
本番まで1週間しか時間がない中でのシェイクダウンとなりましたが、とりあえずラジアルタイヤ+NAエンジンと言うパッケージで富士1分56秒台突入は間違いなく実現可能なことが分かりました。今回のベスト57秒18は、表裏共にスリップを使っていない上、純正触媒+4スロスポンジフィルター装着で記録したタイムです。いつも言いたい放題言って、加藤選手やメカニックのみんなには申し訳ないけど、色々な条件を合わせ込めば55秒台までいけるんじゃないかな?
時間が限られているためやれることに限りはありますが、今回のテストがとても充実したものだったので、何をやれば良くなるのか明確です。テーマは2つ、軽量化とフロント側ダウンフォースの強化。セットダウンを昨日終わらせたので、早速今日から軽量化に着手しました。特に効果的なフロント周りを中心に、不要なステーの撤去、穴空け加工を徹底して行います。
フロント側ダウンフォースに関しては、テスト結果を聞いて、やって欲しい内容を指示しました。さらに田中ミノルさんが仕事帰りにわざわざASMに立ち寄って、床面を見ながら詳細なアドバイスを下さいました。加藤寛規選手もテスト終了後ムーンクラフトに立ち寄って、今後やるべき内容のアドバイスをもらってくれました。3人共通していたのは「フロントタイヤハウス内の空気をコントロール」すること。富士1分56秒、鈴鹿2分22秒、筑波1分0秒、その目標をクリアできるのか?12/8(火)の筑波2000専有走行でのテストがすごく楽しみです。
2009/12/2 1号車FSWテスト
ドライバー:加藤寛規選手 チーフエンジニア:坂上(ASM) チーフメカニック:大木(ASM) メカニック:山田(ASM)
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ASM S2000 1号車、2009年3月富士テスト
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1号車の最終調整中です。牽引フックを軽量バージョンに変更した他、新型リヤウィング&トランクセットに入れ替えたり、床下周りの空力パーツ装着とニュータイヤを組み合わせて万全のアライメント調整を行いました。サスペンション・エンジンマウント・デフマウントも全て新品強化ブッシュに変更しています。見た目にもエンジンの動きが減っているので、走行に確実に変化が現れると期待しています。その他にも筑波SBまでに試したいパーツが色々揃ってきていますので、次回テストから本番までの間に少し進化させますよ。
また、簡易データロガーとしてKYBドライブレコーダー、クルマメスポーツ DRE-400を装着。フロントバンパー開口部、左フロントタイヤ後方、車内、リヤビューの4点映像と音声、速度/エンジン回転数/3軸の加速度データを同時にひとつの画面で見れるようになります。慣れた人ならロガーデータだけで走行状態が把握できるのでしょうが、こうやって映像と同時に確認できるとよりイメージが湧きそうです。
We are doing the final adjustments for our car no.1. changing the toe hook to a much more lighter one, the new rear wing with the trunk set, installing all the diffusers with fresh new tires and also did the alignment perfectly. We also changed all the bushes of the suspensions, engine mount, deferential mount to a new enhance bushes. With this there will be less movement of the engine which should make a lot of difference to the car. There are few more parts which will be arriving and will be tested out before the Tsukuba Attack.
We also installed the easy data logger with the drive recorder from KYB. The DRE-400. There will be four cameras on the car, one in the bumper, one end of the left front tire, one in the interior and one for the rear view. With this you will be able to see the car speed, engine rev, sound and many more in one screen. For most, just the data logger is enough but with a image like this which you can see visually makes it even more easier.
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1315#myu1315
AP RACINGブレーキシステムが持つ剛性感
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今日のASMはお休みですが、師走並みの寒さの中ASM自動車部は活動中です。軽量化のために、エンジンを降ろしてエアコンやヒーターホース類を全て撤去した他、フライホイールをTODA製に変更したりボンネットキャッチを撤去したり、メカニック3人で役割分担してどんどん不要なものを外して車を軽くしています。時間があれば他にもやりたいことがたくさんあるんですけどね。12月富士テストに向けてできるところまでやりますよ。今日は約34kg軽量化できました。
・ホーン 680g ・オーディオデッキ 1,580g ・ETC本体 158g ・A/Cリキッドタンク 620g ・A/Cコンデンサー 2,130g ・ワイパーモーター・ゴムASSY 2,930g ・エバポレーターASSY 8,640g ・A/Cホース 900g ・ウォッシャータンク 320g ・フライホイール(Spoon→TODA) 440g ・A/Cコンプレッサー 6,000g ・A/Cスイッチパネル 310g ・ワイパースイッチ 130g ・ボンネットキャッチャー 550g ・トランクキャッチャー 2,510g ・純正シートベルト左右 2,070g ・電動ファン 3,210g ・撤去したネジ、ステー類 700g
外した部品は順次USED PARTSページに掲載していきます。興味のある人は毎日チェックしてくださいね。なお、色々なトラブルを回避するために、外す前に「こんなパーツ出ませんか?」と言う問い合わせなどには一切応じられません。掲載したものを順次先着順に販売することを予めご了承下さい。
ASM was closed today and even with the cold temperature, our ASM racing teams are on the work. To reduce weight, we removed the engine and took off the air-conditioner and the heater hoses and whatever was unnecessary. Changing the fly wheel to TODA, removing the bonnet catch, with the three mechanics doing their parts removing whatever is unnecessary. There is so much more I want to do if there was much more time. But we will try to do as much as possible by the Fuji test in December. We manage to loose 34kg today.
・Horn 680g ・Audio player 1,580g ・ETC 158g ・A/C liquid tank 620g ・A/C Condenser 2,130g ・Wiper motor with rubber ASSY 2,930g ・Evaporator ASSY 8,640g ・A/C Hose 900g ・Washer Tank 320g ・Fly Wheel(Spoon→TODA) 440g ・A/C compressor 6,000g ・A/C switch panel 310g ・Wiper switch 130g ・Bonnet Catcher 550g ・Trunk Catcher 2,510g ・STD seat belt R,L 2,070g ・Electric fan 3,210g ・Screws and stays removed 700g
We will be putting the parts removed on the USED PARTS page on our website. First come first serve.
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=1307#myu1307
ASM S2000 1号車、2009年3月富士テスト
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