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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。


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シンプルなウェットサンプを、タイムアタックで使いこなしたい。
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床下クリアランス計測のため、タイムアタック号にダミーエンジンを搭載しました。

2004年以来採用してきたドライサンプを止めて軽量化を目的にWETに戻す予定ですが、それに伴うデメリット要素を減らす対策部品を新規製作します。T/A号は、アルミ削り出しエンジンマウントによりエンジン搭載位置が約17mm低くフロントサブフレーム・フロントディフューザーとエンジンの距離が近いので、空間を把握して最大限のサイズで製作します。



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・フロントサブフレームとの距離:13mm
・フロントディフューザーとの距離:9mm


坂上さんと相談して「余裕をを見て5mmぐらいのスペースしかないです」と話したところ、戸田レーシング島田さんは『オイルパンの干渉部分を削れば10mmスペースがある』と判断したみたいです。エンジン屋さんとフレーム屋さんの駆け引きから目が離せません。



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世界中に喧嘩を売る男、その名はHITMAN☆2008


創造力を高める、特別なNAエンジン
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正月期間中に無事エンジンを降ろすことができました。補機類を全て外して、2016年12月のタイムアタックに使用する新エンジン製作のため戸田レーシングに発送します。正月早々お客様にご成約いただいた作業山積だから、スペアエンジンもウェットサンプ化した方が今後のために良いかもかもしれません。


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エンジンも、「もっと軽く、もっと低く。」


エンジンも、「もっと軽く、もっと低く。」
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筑波スーパーバトル2015で記録更新したラジアルNAコースレコード59秒276の上を目指して、トラクション・エアロダイナミクスはそのままに、パワー(エンジン)の仕様変更を検討しています。とは言え、TODA RACING 2.4LエンジンGT-16仕様の狙いは単なるパワーではなく、高回転NAエンジンらしいレスポンスの向上と軽量・低重心が生み出す運動性能です。



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まず、最大の特長でもあるドライサンプを止め、市販車と同じウェットサンプに戻します。オイルタンクとオイルラインが不要になってオイル量も10L→6Lに減って軽量化できるし、フィッティングからのオイル漏れ等トラブル要素も減ります。エンジン本体軽量化と言えばチタンコンロッドやチタンバルブと思っていましたが、戸田レーシング島田さんは『かかるコストに対してメリットが小さい』と判断しました。



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8年前にも考えていた電動ウォーターポンプを再検討しています。不要なプーリーや補機類を撤去できるから、軽量化とエンジンレスポンス向上が期待できます。レースでの消耗実績から判断して、レーシングパーツではなく重くても信頼性が高い純正ウォーターポンプを選択しました。それでもウェットサンプ戻しと合わせて10s以上の軽量化できるし、2.4L用カーボンファンネルを製作すると低重心化にも繋がるでしょう。電動WP化すれば水温コントロールできるからラジエターを小型化してLLCの量も減り、オーバーハング部をキロ単位で軽量化出来るかもしれません。



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最新フォーミュラエンジンの技術流用も考えましたが、ここ数年のテストで発生したトラブル原因の<振動>を考慮して止めました。過去データに因り無駄な装備を止めてシンプルに作り込むのも1号車らしいと思います。軽量化と86で再発見した低重心を考慮した、2016年仕様のASM S2000を楽しみにして下さい。


【2015年度中ジョブリスト】

 ・ エンジン載せ替え 2.4L → 2.38Lスペアエンジン
 ・ ZREクラッチディスクと中間プレート交換
 ・ HEWLAND SGT-S O/H * NOVA持ち込み作業
 ・ カーボンプロペラシャフト O/H * NOVA持ち込み作業
 ・ デフケース分解/点検とファイナル変更 * サクシードスポーツ持ち込み作業
 ・ AP RACING フロントブレーキディスク交換
 ・ AP RACING 前後ブレーキキャリパー O/H
 ・ リヤエアジャッキ取付とエアライン見直し検討
 ・ 車速信号取り出し検討(ノーマルセンサー使用)



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少しずつ進化を続けるASMとS2000


筑波スーパーバトル2015 〜 ラジアルNA58秒台への挑戦 〜
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12/4(金)は、2003年以来13回目のレブスピード筑波スーパーバトル2015でした。



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12/3(木)の前日走行で筑波サーキットに到着した時は雨、


S2000をピットに入れて天気の回復を待ちます。




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戸田レーシング田原さんとASM電気担当:松島さんは、Xmasが近いからEXILEのChooChoo Tainを歌いながら、各パートに分かれてMOTEC側の入力信号と車体側の出力信号の同調を取っていました。



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近所の坂上さんは、傍観するしかありません。



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晴れてきて1ヘア〜2ヘア間だけ普通に走行できるようになったので、30分ぐらいですが確認走行しました。クラッチ滑り解消を確認後、突然入りにくくなったHEWLANDシーケンシャルミッションの対策に時間を要したため、濡れた路面もありセッティングせずZONEブレーキパッドを焼き入れして走行終了です。



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走行後、タイムアタック本番に向けて夜までメンテナンス時に気になった症状がありましたが、結果論ですが今思えば、この時出来た対策を100%せずに終了してしまいました。



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タイムアタック当日の朝すでに気温7度、快晴ですが最終コーナー進入から路面は濡れたままです。



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TODA RACING 2.4Lエンジンを暖機します。前日走行前の内視チェックで、2015年2月の筑波テストか3月富士テストでついたと思われるシリンダー内壁の傷が見つかりました。走行距離管理してまで大切に使ってきましたが仕方ありません。



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オペラパフォーマンス山本泰吉さんと一緒に作ったタイヤウォーマーには295サイズ4本が入りませんでした。2003年の製作当時、『265サイズまで入れば十分でしょ』とニコニコ笑いながらヤスキチさんと話したことを思い出します。テストした内圧/タイヤ温度70度に調整しました。



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フロント2本を重視しつつリヤ2本を入れ替えながら温めましたが、それぞれのタイヤ温度が上がったり下がったりして狙ったタイヤ温度にならなかったため、フレッシュタイヤで一発勝負をかけたかった加藤寛規選手に苦労させました。来年はタイヤウォーマーも改良して持ち込みます。


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計測に備えて最終コーナー立ち上がりからアクセル全開したところ、駆動系に振動が発生して1コーナー〜1ヘアにかけ症状が悪化したため、加藤寛規選手の判断でアタックを中止して緊急ピットインしました。考えたのは熱害によるデフブローかハブベアリングでしたが、カーボンプロペラシャフトからグリスが噴出していました。


ミッション側フランジボルト2本破損

ボルト破損により振動が増幅してデフ側フランジボルト6本全部緩む


と言う過程だったと推定します。様々なボルト・ステー類の破損を経験しましたが、プロペラシャフトフランジボルトは初めてです。万が一脱落していたら大惨事になるところでしたが、最もタイムを狙いたくなる場面で冷静にアタック中止を判断してくれた加藤寛規選手に、いくら感謝しても感謝しきれません。


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同じころ、POTENZA RE-71R装着車で最も注目されていたオートプロデュースボス86ターボも、トラブルのためタイムアタックを諦めていました。ASM S2000だけでも何とか走行したくて、坂上・松島・八百が一丸となって修理した結果、2ヒート開始10分前に自走して2番ピットに復帰です。



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この後はあまり覚えていません。1本目より悪化した気候条件の中、狙い通りにならないタイヤ温度を整えつつタイムアタックとインターバルを繰り返して記録したタイムは59秒276(ASMと加藤寛規選手のロガー上は59秒16-17)、事前に話していた目標タイムをクリアしました。多分1本目に駆動系トラブルがなかったらラジアルNA筑波58秒台を達成していたことでしょう。


でも、結果に「たられば」は無意味です。それよりも様々なセッティングやトラブルを通じて、加藤寛規選手をはじめ戸田レーシング島田さん・サクシードスポーツ市川さんなどプロの仕事を目の当たりにした実りある1年でした。来年もまた筑波サーキットを走るので、1号車をまとめる過程を楽しんで下さい。



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■ASM筑波スペシャル2015チームメンバー(順不同)

ドライバー:加藤寛規選手
チーフエンジニア:坂上
メカニック:松島・八百
エンジンマネジメント:田原さん(戸田レーシング)


公式タイム 59秒276(ラジアルNAコースレコード更新)/公式最高速度 184.426km/h






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世界中に喧嘩を売る男、その名はHITMAN☆2008


限界までやり切って見えるもの
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ASM S2000タイムアタック号(1号車)のセットアップが完了しました。


【11月筑波テストからの変更点】


<サスペンション関連>

(1)Frontキャンバー -4°→ -3.3°
(2)リヤ車高4oアップ
(3)フロントRebound減衰10min.HARD側
(4)ホイール変更:Prodrive GC-05N → POTENZA RW006

チーフエンジニア:ASM坂上さんの判断で、前回テスト時のタイヤ当たり面を見てフロントキャンバーを減らしました。Front荷重を増やすため前車高を下げたいけど無理だから後車高を4o上げ、荷重が抜けにくいようにFront:Rebound減衰を10min.HARDにしています。



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<パワーユニット・駆動関連>

(5)エンジン載せ替え:TODA RACING 2.38L → 2.4L
(6)クラッチ点検:ZREクラッチカバー交換・ディスクメンテナンス
(7)アース見直し
(8)給油ガソリンスタンド変更

マイレージ節約のため保管していた戸田レーシング島田さん製作・2.4Lエンジン GT-13に載せ替え、アネブル中野さんの尽力で独ZF社からクラッチカバーを緊急空輸して交換し、在庫がなかったクラッチディスクは、サクシードスポーツ市川さんが入念にメンテナンスして再装着しました。



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アース関連は、2014年と同じレイアウトを基本に、配線の修正やポイント移動など電気関係担当:ASM松島さんが最大の効果を発揮するように見直しています。以前SACLAM宇野社長から聞いた事実とアドバイスに従い、今後タイムアタック号に使う市販ガソリンは、こっちではなくあっちで給油しないといけません。



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<空力関連>

(9)センターフロア変更:1/2 → フルフラット
(10)デフケース変更:純正 → 容量アップ。デフオイルはBILLIONとRAVENOLを選択。
(11)デフ熱対策:センターフロアNACAダクト追加・Rブレーキダクトをデフに使用
(12)空気抵抗対策:ヘッドライト周囲ガードテープ処理
(13)フロントリフト対策:ホイールアーチ・カナードに大型ガーニーフラップ追加

左右センターディフューザーの間を塞ぐセンターフロアはフルフラットに変更です。特にデフの熱害を考慮して、センターディフューザー左右のNACAダクト・フロントバンパー開口部・センターフロアNACAダクト(1箇所)をデフ冷却用ダクトに使用、デフケースとZircotecしたマフラーの間に遮熱版まで追加と、デフケース容量アップまでしました。デフオイルはDREXLER指定のRAVENOLかテストで好結果だった田中ミノルさんのBILLION OILSか、明日の走行で判断します。昨日ドラーレ高橋さんがガードテープ施工してくれてヘッドライトの段差の因る空気抵抗を減らし、フロントインナーフェンダー内の空気を抜くためガーニーフラップを追加しました。



【 コーナーウェイト測定データ 2015/12/02 】

 * POTENZA RW006+RE-71R 295/30-18 GAS OUT

◇ Dr. OUT 1,046.5s

(左前)281.5 (右前)265.5  RIGHT:528.0s/50.5%
(左後)236.5 (右後)262.5  Front:547.0kg/52.3%


◇ Dr. ON 1,107.5s(+61.0s)

(左前)286.5 (右前)285.5  RIGHT:574.5s/51.9%
(左後)247.0 (右後)289.0  Front:572.0s/51.6%


今朝はDr.ONでFront左右差10.5sもありましたが、右後1ターン下/左後1ターン上に調整したところ左右差1s、抜群のコーナーウェイトになりました。デフケースを容量アップとセンターフロアで重量増してもホイールベース内の低い部分だから問題ないし、バネ下軽量化を合わせホイール交換でほぼ相殺しています。



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明日は朝から雨、夕方に少しでも走行してクラッチと持ち込みセットの確認だけできたら完成です。ASM S2000 1号車は、10年後もタイムアタックマシンをできるわけありません。2013年に記録したラジアルNA大会コースレコード59秒990の更新だけではなく、SタイヤでもラジアルタイヤでもNA最速のASMとして10年残るレコードを目指しますので、ぜひ筑波サーキットで見学して下さい。



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世界中に喧嘩を売る男、その名はHITMAN☆2008


低さについて。
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12/4(金)に開催される筑波スーパーバトル2015に向けて、セットアップしています。

ホイールをPOTENZA RW006に変更してアライメント調整しました。ディフューザーを装着していない状態でも十分低く見えますがドレスアップではなく、 “もっと軽く、もっと低く” をテーマに車両製作を進めた結果です。0.5oでも車高を低くした方がエアロパーツの効果でダウンフォースが向上するけど、車高を低くすれば路面とエアロパーツが干渉します。この車高は、インナーフェンダーのメインフレーム部分にタイヤがギリギリ干渉する限界車高で、ディフューザーの左前部分は削れてアルミハニカムが見えていました。


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タイヤサイズは、比較テストもせずに295/30-18に決定しました。

295サイズだと設定荷重が違い過ぎてタイヤが潰れず面圧がかからないのではないか?
295サイズだと重量が増え過ぎるのではないか?
295サイズだと接地面が広過ぎて無駄ではないか?

など様々なデメリットが考えられましたが、この車高と295-30-18の組み合わせが現状ベストです。295-30-18はタイヤ外径:635o/タイヤ幅298o、以前の265/35-18は外径:645o/タイヤ幅272oです。外径が10o(半径で5o)小さくなったと言うことは、265/35-18での限界車高に295-30-18を装着すると自然に車高が5o下がり、インナーフェンダー内に5o余裕ができるから合計10o車高を下げることができました。10o車高を上げると、ダウンフォース大幅ダウンは間違いありません。

現状の車高は、インナーフェンダー内車体部分に大きく干渉する前にディフューザーが路面と干渉し始めているので、空力性能とタイヤグリップを絶妙にバランスできた状態です。来シーズンになりますが、外径が小さくて軽量な285/30-18(タイヤ外径:629o/タイヤ幅287o)をテストしたいと感じました。


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2015年2月筑波テスト


喜ぶ顔を見たいから、今年も来年も走らせます。  
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岡山陸運支局と習志野陸運支局で同時にASMドライカーボンドアの検査に合格しました。

先発の松島隊は、AM4:00に積載車で横浜を出発して13:00頃岡山陸運支局に到着、構造変更を伴うため提出書類が多く分かりにくかったですが、当日知り合った業者さんがとても親身に一緒に段取りしてくれたので無事受付を済ませ、最終ラウンドで検査スタートです。

コストを度外視して横浜のASMに車検を注文してくれた気持ちに応えるため、岡山KINGから「以前の車検で指摘された」と聞いていた項目2点について、事前に資料を用意してASMとしての見解を検査官に伝えました。結果、車両撮影と使用している部品の品番登録が行われたので、今後はどこで車検を出してもらっても大丈夫です。ASMに出してもらう必要はありません。


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17:00ギリギリにナンバーが封印され手続き完了です。今回の岡山陸運支局検査官の合否判定は、安易な確認ではなく機材を駆使した的確な検査でした。10年来の疑問点が全て解消できた頃、習志野陸運支局の坂上隊からも「検査完了」連絡が届きました。25sの軽量化が生み出す運動性能は別格です。大幅に軽量化したFRオープンスポーツの楽しさを、日常ドライブで感じて下さい。



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山陽道で横転したトレーラーのわずか2q後方を走行していたので急停車後4時間身動きできませんでしたが、

高速道路逆走(公認)して4時間遅れで滋賀県サクシードスポーツに到着です。



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11/25に岡山に向かう途中の電話で、11月筑波テスト時に発声したクラッチトラブルについて話しました。ASM Blogの写真と症状から推測する原因と可能な対策を万全にするため、エンジン搭載作業を1日延期してクラッチをサクシードスポーツに発送し、即日寸法計測と対策した物を11/26の帰り道に受け取る作戦です。各ディスクの歪み・当たり・坂上さんの対策を確認し、考えられる更なる対策を追加してもらいました。



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1号車にもフルフラット床を使うことを相談したところ、フルフラットにするメリットを簡単な方法で分かりやすく体感させてくれたから、センターフロア変更することにもう迷いはありません。筑波スーパーバトルが終わったら、すぐ結果を連絡します。



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独ZF社から届いた、新しいクラッチカバーと合わせて装着完了です。


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戸田レーシング島田さんからは、11月筑波テストで割れたイグニッションコイルステーの対策品が届きました。写真を見比べると分かりますが、割れ方から強度検討をやり直した新形状で製作されています。


表面にはWPC処理されていました。表面の微細なひび割れを埋めて割れるきっかけをなくすことで、結果割れにくくなって(=強度アップ)しています。デフやミッションのオイル保持能力を高めることができるのは副産物、強度アップこそWPC処理本来の魅力だと再認識しました。



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みんなの協力のおかげで、ラジアルNA筑波1分切りの原動力になった、TODA RACING 2.4Lエンジンを搭載完了です。これ、市販ハイオクガソリンに拘っていたから基本の大部分はお客様に販売している2.4Lエンジンと同じです。もしかしたら来年は、保険代わりに使っている添加剤使用を前提にした最新のレーシングカー技術を採用するかもしれません。



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ラジアルタイヤに変更後2回しかテストできませんでしたが、いよいよ12月です。


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手間をかけずに節約していると、楽しさ/快適性が低くなる


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